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話題の【ペントハウス】を韓国ドラマ初心者が体験!「これが“沼る”ってヤツか!」

話題の【ペントハウス】を韓国ドラマ初心者が体験!「これが“沼る”ってヤツか!」
投稿日: 2024年3月13日 更新日: 2024年3月12日
閲覧数: 102
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ステキをしている人
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食べることと飲むことが大好き、作るのはまぁまぁ好き。縫い物系は修行...
韓国ドラマはほとんど見たことがない私。今まで、日本で大ブームになった韓国ドラマが気になっても、何となく重い腰が上がらずスルーしてきました。
が、今回、めちゃ面白いと話題の『ペントハウス』を見てみたところ、結論から言うと、重い腰を上げてよかった!
シーズン1の全42話をあっという間に完走。非日常にどっぷり浸かれました~!

開始早々、衝撃が訪れる!え~~!!何が起こった?

開始早々、衝撃が訪れる!え~~!!何が起こった?

ドラマは、超高層マンション「ヘラパレス」の1周年記念パーティから始まります。

中世ヨーロッパ貴族のコスプレをした住人たちが踊り、優雅に談笑する、現実離れしたゴージャスな世界。

そのパーティに遅れて向かう1人の女性がガラス張りのエレベーターから目撃したのは、マンションから転落する少女の姿。
ひょえ~!そのシーンがこっわ!開始早々、衝撃的です。心臓バクバク。
落ちた少女は誰?事件なの?事故なの?

後々、この少女の転落事件がシーズン1の1つの軸となり、ヘラパレスに暮らすセレブ達や、その周辺の人々を巻き込みながら、想像もつかないストーリーを展開していくこととなります。

サスペンスともう1つ、子どもたちによる“声楽家”競争もキーポイント

サスペンスともう1つ、子どもたちによる“声楽家”競争もキーポイント

ストーリーの本筋は、転落事件から2カ月前に遡ります。

経済的に余裕のないシングルマザーのオ・ユニとその娘ペ・ロナ親子が登場。ペ・ロナは声楽家になるため、名門チョンア芸術高校への入学を目指しています。
ペ・ロナの夢をなぜか全否定し、受験すら認めない母オ・ユニ。

その謎も次第に明らかになり、オ・ユニもかつて声楽家を目指しながら、ライバルに傷つけられ夢を絶たれたことが判明します。

一方、ヘラパレスの住人の子どもたちも、それぞれチョンア芸術高校を目指していますが、そこはセレブの世界、賄賂で何とか子どもを合格させようと画策する親の姿が。

紆余曲折ありつつ、ペ・ロナもヘラパレスの子どもたちもチョンア芸術高校に入ります。
そこからは、声楽家への道、有名大学への合格などを目指し、新たな争いが。

そして、子どもたちの将来への道のカギを握るのが、チョンア芸術高校を運営する財団一族であり、ソプラノ歌手でもあるチョン・ソジン。ヘラパレス85階に住む、超セレブです。

実は、オ・ユニの夢を奪った張本人がチョン・ソジン。深い因縁のある2人は、やがて憎しみの炎をお互いに燃やしあうことに…。

才能豊かなペ・ロナへの嫉妬や足の引っ張り合い、驚くような賄賂など、いわゆる「学歴競争」の激しさも特徴的。

ペ・ロナちゃん、負けないで~!と応援に熱がこもりますが、このペ・ロナちゃんは、何を言われても口でも負けず、実力でも負けず、ひどい仕打ちにも屈さず、なかなかすごい!

また、さまざまな声楽の曲が聞けるのも、このドラマの中の大きな魅力だと思います。

1話1話が濃厚&スピーディ!気づくと次の話を観ている…

1話1話が濃厚&スピーディ!気づくと次の話を観ている…

少女の転落事件と子どもたちの学歴競争を軸にストーリーが進んでいきますが、親たちの不倫、子どもの世界の残酷さ、庶民による下剋上、投資をめぐる陰謀、出生の秘密などなど、これでもか!というくらい要素が凝縮。

観るのに疲れるかと思いきや逆で、点と点がつながって少しずつ真実が明らかになっていく巧みな展開に、観れば観るほど引き込まれていきます。

鮮やかなどんでん返しや伏線回収に、もはや観ることでストレス解消できている気すらします(笑)

韓国ドラマ超初心者&ドラマはほとんど見ないのに、一気見している自分に驚きました。「これが“沼る”というヤツか」と実感!

表現力、とくに“怒り”と“不気味”がすごい

表現力、とくに“怒り”と“不気味”がすごい

登場する人物は皆キャラが濃いのですが、それぞれのキャラを見事に表現している俳優さんたちの演技力もすごいです。

中でも、チョン・ソジンの怒りの表情にちょっとハマってしまいました。
深紅の口紅が似合う気品ある美人なのに、怒るときの目をむきながら憎々しげに罵詈雑言をまくし立てる様子は、もう顔芸では?と思うほど。

でも、なんだか観れば観るほどクセになるんだよな~。

ヘラパレス最上階100階の「ペントハウス」に住む大富豪チュ・ダンテが、裏の顔をにじませる冷笑も不気味で迫力あります。こいつは人を信じられず、本当に常に悪いことを考えています。

腹立つヤツ~!と観ていてムキーッとなりますが、これも演技力あってこそ。

チュ・ダンテの妻、シム・スリョンはとにかく透明感があって美しく、唯一といっていいほどの常識人。
でも、彼女が夫の過去の犯罪を知り、冷静に復讐を企てる姿は、すさまじさと美しさが両立していて、虜になってしまいます。

庶民代表で、娘のために必死に頑張るオ・ユニが、「正義感が強く、けなげな女性」という印象から少しずつ変化していく様子には複雑な気持ちになります。

今までドラマであまり感じたことのない気持ちを呼び起こされる演技でした。

あとね、笑いのスパイスを効かせてくれるカン・マリや、マザコン弁護士のイ・ギュジンとその妻もナイスですよ♪

事件は解決していない…シーズン2を観なきゃ!

事件は解決していない…シーズン2を観なきゃ!

シーズン1の最後のほうでは、少女転落事件の真犯人は判明します。でも、事件が解決したわけではありません。そして、ペントハウスで新たな事件も!
も~感情が忙しい~!

すっきり色々解決するまで、きっと見続けてしまうことでしょう。

シーズン2に突入したいと思います!

© SBS

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