今回材料として使うのは、自分が着て着心地がよく暖かいと感じた古着。
表地と裏地が必要です。
私が選んだのは、毛玉取り中にうっかり穴を開けてしまったトップスと、温かすぎて着つぶしたパンツの裏地の起毛生地です。
ただし
・伸びすぎる生地
・柔らかすぎる生地
・分厚すぎて縫いにくそうな生地
・ハムスターが爪をひっかけてしまいそうな生地
などなど、使いにくそうな生地は避けて選んでください。
型紙は超簡単で、コピー用紙の真ん中に穴を開けるだけ。
我が家の子は小柄でおなじみのイエロージャンガリアンで、A5のコピー用紙に直径3㎝の穴を開けました。
(ギリギリなので、B5に直径4㎝の穴でもいいかも。)
縦横ともに半分に折ると中心が分かりやすいですよ。
住人の体格に合わせてコピー用紙と穴のサイズを調整してくださいね。
古着を裁断します。
表と裏1枚ずつで足りますが、うちの子はおトイレを覚えられなかったので使い捨てにするために量産しています。
縦とか横とかも気にしないでOK!
裁断が済んだら中心の穴の線を引いておきます。
裏か表、どちらかだけで大丈夫です。
中表に合わせて、中心を待ち針で留めます。
2枚重ねて中心の穴の線を縫います。
縫えたら放射状に切込みを入れて、表に返しやすくします。
ミシン目の2㎜くらい手前まで切込んでください。
ミシン目から5㎜内側を残してカットします。
穴に生地を1枚だけ入れ込んで、表に返します。
この時に裏表で外周の大きさが違っている場合は、同じ大きさに切り揃えてください。
続いて立方体になるように縫います。
表地同士、裏地同士で短い方の辺を中表に合わせて縫います。
裏地を表地にかぶせるようにして表に返します。
縫い代を割って裏表重ね、待ち針で留めます。
両端を中心に向かって中割り折りにして待ち針で留めます。
キャラメルポーチのような作りになります。
反対側も同様に、仮止めします。
先ほど待ち針で留めた両端をミシンで縫います。
内側にある表地が逃げないように気を付けて縫ってください。
端はジグザグミシンなどで処理してもいいのですが、うちの子はすぐズタボロにしちゃうのでこのまま使います。
出入り口となる穴から表に返して完成です。
早速入ってます。
ちょっとぴったりを狙いすぎたかも…?
この巣穴の住人、はむよしさんです。
もう寿命の半分くらいを生きているので中年のおじさんですが、それでも我が家のアイドルです。
中途半端に残った生地を敷布団にしました。
まだ余力がある人はぜひお付き合いください。
半分に折ったら、欲しいサイズの線を引きます。
線の1㎝外側をカットしたいところですが、ここは厚みを出すためあえて残します。
まずは輪にした辺の反対側を縫います。
3cmほど返し口を縫い残します。
縫い代を割って中心に持ってきます。
この状態で両端を縫います。
こんな感じです。
最初に縫い残した返し口から表に返して、形を整えます。
返し口を閉じたら完成です。
手縫いでも、ミシンでもお好きな方で縫ってください。
隠れ家にお布団を入れてみました。
置きたいところよりもお布団の方が大きかったですが、壁まで覆えるので逆に良かったかも。
全ての工程、適当で大丈夫です。
サイズも厳密に書いてある通りでなくでもいいし、入るか心配なら少し大きめに作って、中に古着を敷き詰めてあげるのもアリかも。
出入り口の丸が歪んでも、縫い目がガタガタでもハムスターは特に気にしません。
うちの子はふわふわが好きですが、フリースやヒートテックでもあたたかそう。
かわいい生地を買ってきて作る場合は、肌触りをしっかりチェックしてくださいね。
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