茎や葉はすべて枯れ、ぶどうのように房状に実っていた果実も干しぶどう状態になりつつあります。
すでに干しぶどう化している美味しそうな実も沢山ありますね。
1つ1つの実は、ブルーベリーのような実なんですよ。
「ヨウシュヤマゴボウ」は、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。別名はアメリカヤマゴボウ。別名の通り北アメリカ原産で、日本では明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物です。
なんでも「ヨウシュヤマゴボウ」の根は、土を掘ると遠くまで伸びているそうで、ゴボウに例えられる位なんです。そこから「ヨウシュヤマゴボウ」と呼ばれるようになったそうですよ。
根をしっかり伸ばせることができる植物で、駆除の際はかなり手ごわい雑草です。
熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出ます。
この果汁は強い染料で、衣服や皮膚に付くとなかなか落ちないそうですよ。
皮膚に対しても、刺激作用があります。
誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や腹痛、下痢が起こります。
摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣や意識障害が生じ、最悪の場合には呼吸障害や心臓麻痺を引き起こして死に至るらしいです。
幼児の場合は、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を招きます。
と、昨年ご紹介させていただきました。
道端にだらりとぶら下がって、お子様やペットが触れる事のできる高さで、干しぶどう状態になっているんです。
何かしらがあって究極的に極限までお腹をすかせることがあったりしたら、もしかしたら口にはこんでしまうかもしれませんよね。
そんな事があったら、悲報を招いてしまいますーーー!
怖いぐらいに再生力が凄い植物なのですが、一度にこれだけの種が実っていて、なんだか知っているとヤバさをかんじます!
1株、2株でも、沢山の種を残していくのが厄介です。
こちらは空き家だと思うのですが、そのような人のいないような場所によく自生しているんですよね。
日陰の暗い場所で他の植物が育ちにくい場所でも芽を出して、お家の塀を超えて大きくなったりもするんです。
美しいので、つい有毒だと分からないと観賞用として残しておきがちです。
空き家だけでなく、空き地でもどこでも生えてくる厄介な雑草です。
何かしらあった時に食べられるものみたいに見えて「有毒」な植物は、街中から減らしていった方が良いですよね!
あなたの街に、お家の近くに、干しぶどうのような実がなる雑草はありませんか?
もしも見たら、増える前に駆除された方が良いですよ(手袋などで防御してから作業してください)。
知っていると、悲報を遠ざけることができますね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
命を守るということに繋がるので、災害に備えた家庭内の対策として、投稿させていただきます。
破けにくい手袋と、マスクや眼鏡などもつけて作業された方が良いですね。
その際は、根ごと掘りおこしてから捨てないと、残った根から再生してしまします。
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