基本中の基本ですが、私がまだ未熟な十代の頃にやらかした最初の失敗がコレ。
日本では混雑した店内で、カバンや私物を置いて席を確保する光景を時々見かけますが、海外では絶対ダメ!
カフェで自分のコーヒーをカウンターに取りに行くため、ほんの30秒ほどカバンを席に置いて離れ、戻ったら、私のカバンから財布とデジカメが忽然と消えていました…。短時間でも絶対NGです。
これも実際に私の身に起きた惨事です。
お買い物中、手荷物が重かったのでカートにぶら下げていたところ、商品棚を見ている隙にカートごと盗まれました。
すぐに私のカートを持った不審者が発見され、幸い貴重品は戻ってきましたが、まさかカートごと持って行かれるとは…。この時、子供を乗せていなかったことが救いです。お買い物中はカートから目を離さないようにしましょう。
フレンドリーな国民性の国へ行く際は特に注意!気軽に他人と会話することが当たり前の文化圏では、普通の人と不審者との区別がつきづらくなります。
人の集まる場で知らない人に話しかけられ、さりげなく近くに座って来られるようなことがあったら警戒しましょう。飲み物に薬を盛られる事案が世界中で多発!
自分の飲み物から絶対に目を離さず、他人から何か差し入れられても手をつけないようにしましょう。
こちらも基本ですが、「近くのコンビニぐらいなら大丈夫かな?」とか思いがち。でも日本とは治安レベルが全く違うことをお忘れなく。距離に関係なく危険!
夜間の外出はなるべく避け、どうしても出かけなければいけない時は複数で、もしくは短距離でもタクシーを利用する、人通りが多く明るい道を歩くなどの対策をしましょう。
特に週末は酔っ払いが増える傾向にあるので要注意!金曜日の夜に全力疾走で逃げた経験があります。
日本の街では、周りの人達の様子をまじまじと見ながら歩くことなど無いと思いますが、海外では出来るだけ周囲をよく観察して歩きましょう。下を向いて歩いてたら危険!
個人的には、慣れない土地で音楽を聴きながら歩くこともNG。常に視覚と聴覚を研ぎ澄ませておくことをおすすめします。というのも、通行人を巻き込む事件事故の割合が多いからです。いかに早く異常を察知できるかが大切。不審な様子を感じ取ったら、一刻も早くその場を離れましょう。
実際に、周囲が妙にザワついているなーと思ったら、数百メートル先で無差別テロが起こっていたことがありました。そのまま気づかずに歩き続けていたらと思うと今でもゾッとします。
車内が混み合っている時は、ドア付近に立つことも多いかと思いますが、ドアに寄りかかったりしないように注意!
走行中にドアが開いたり、ホーム側と反対のドアが誤って開く光景を何度か目撃。また、ドア付近はひったくり被害にも遭いやすいと言われています。
日本の常識では考えられないようなことが起こるのが海外。乗車中は周囲のあらゆることに目を光らせておきましょう。
★車内に非常ボタンが付いている国も多いので、乗車時に場所を確認しておくと安心。
旅先でレンタカーを借りる人もいますよね。
無料で車を停めておくことができる場所は沢山ありますが、出来る限り人通りの多い安全な場所に停めましょう。また、車内に貴重品を置かないように気を付けましょう。
ちなみに私はこれまで二度、車上荒らしに遭った経験があります…。どちらも夜間でした。そのうちの一度に至っては、タイヤまで盗まれてしまいました。トホホです。
荘厳な教会などを写真におさめたいと思う人は多いと思います。けれど、施設によっては宗教上の理由などから撮影が禁止されていたり、有料だったりすることが多々あるので、お互いに嫌な思いをしなくて済むように撮影の前に必ず確認しましょう。
(※写真は許可をとって撮影。)
デモやストライキなど、国の情勢を反映して予期せぬイベントが起こることがあります。
時には参加者が暴徒化したり、交通機関が止まったりするので、出発前に必ず現地の情勢や、日本大使館ウェブサイトなどをチェックしましょう。
●野鳥にエサやり禁止
●公共の場での喫煙や飲酒の禁止
●花火禁止
●国外からの食べ物持ち込み禁止
…などなど、国によって、思いがけないルールがあったりします。
知らずに違反すると厳しい罰則や罰金が課せられることも多々あるので、事前に渡航先のルールをしっかり調べておきましょう。
備えあれば憂いなし!
まずは旅行する国について事前によく調べておくことが何より大切。
そして少しでも危ないと思うことは避けて、渡航先の文化や伝統を尊重し、旅を思いっきり楽しんで下さいね。
【出発前にやっておくと良いこと】
●パスポートの残存期間が6ヶ月以上あるか確認する。(あまり知られていませんが、残存期間が6ヶ月を切っていると入国できない国が多々あり、出発当日になって空港で搭乗を断られる事案が多発中。)
●ブランド物やスマホなどの高級品はシリアルナンバーを控えておく。(質屋などに流れた際に盗難品として戻ってくる可能性があるため。)
●カード会社の連絡先を控えておく。(海外からはフリーダイヤルに繋がらないので、市外局番から始まる番号を調べておく。)
●パスポートやカードの写真を撮って保存しておく。
●現地の緊急通報先(警察・救急)、日本領事館・大使館の番号を控えておく。
●海外旅行保険に入っておく。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます