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あなたは気づいてる!?”肩こり”ならぬ”脇こり”の原因と問題点

あなたは気づいてる!?”肩こり”ならぬ”脇こり”の原因と問題点
投稿日: 2015年5月10日 更新日: 2021年1月20日
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【脇の下の凝りって!?】
腋窩(脇の下)は肩こりに関係ないような場所ですが、実は非常に肩こりに影響のある場所です。
デスクワークが多い人はもちろん、パソコンやスマホをよく使う人、猫背の人、バッグをいつも片方でしか持たない人、腕を上にあげる習慣がない人は、脇の筋肉が硬くなって”脇こり”しやすいんです。
わきの下の筋肉は肩こりを起こしている筋肉の反対側になります。
わきの下の前側の筋肉は、大胸筋といって、肩こりを起こしてる背中側の筋肉の拮抗筋になります。
わきの下の肋骨側は、前鋸筋といって、肩甲骨の内側から肩甲骨を前に出す筋肉です。
ちょうど肩甲骨の裏側にあります。
わきの下の背中側の筋肉は、大円筋、小円筋、肩甲下筋などで、肩甲骨の外側から腕にいってる筋肉です。
肩こりを自覚する筋肉は、肩甲骨の上側にある肩甲挙筋とか僧帽筋(上部繊維)ですが、この肩甲骨の反対側の筋肉がゆるんでいないと、肩甲骨の動きを制限してしまうので、肩凝りになりやすくなります。
そのため、この脇の下の筋肉をゆるめることが肩こり解消には大切なことなのです。

【肩こり解消のための脇の下マッサージの仕方】
1.後ろ側の筋肉をつまむ

このときに親指を腋の下に入れて、四指(母指以外の四本の指)が背中側になります。母指で押すのではなく、母子を支点にして四指で引くような感じです。腕の付け根~肩甲骨の下の方まで、少しづつずらしてやりましょう。

2.前側をつかむ

四指を腋の下に入れて、母指が胸側です。これは、胸筋を掴むようにして少し引っ張ります。皮膚が痛くないように、そして強くつまみ過ぎないように、引っ張っても取れない程度の強さでやってください。
ジワ~っと、痛気持ちいいくらいでOKです。

3.肩甲骨のまえ側を押す

肩甲骨の腋窩側の筋肉です。四指を軽く曲げた状態で腋の下に入れて、伸ばすようにしながら押します。これも少しづつずらしながら上~下までやってください。
ここは、やり過ぎると翌日痛くなりやすいので、注意してくださいね。

4.くぼみを押す
腋窩の一番くぼんでるところを押します。
母指を一番くぼんだ所で軽く上に押した状態で支点にします。
肘を張っていたマッサージを受けている側の腕を下に伸ばします。母指がズーんと軽くヒビキを感じる所に合わせて♩

コツ・ポイント

肩こり解消の秘訣は、凝ったところだけでなく、肩凝りに関係している筋肉もゆるめることにあります。
肩こりで辛いと思うところを押すだけでなく、ぜひ、腋窩のマッサージも試してみてくださいね。


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