プレスリリース
スマホ世代の中学生が「静寂」で見つめる自分と他者。特産・狭山茶のお点前で「おもてなしの心」を学ぶ独自の授業を公開
入間市
2025.12.25
~言葉を超えたコミュニケーションが、多感な時期の心を整える。不登校・いじめのない教室づくりを目指す、地域一体型の情操教育~
「狭山茶」の主産地である埼玉県入間市(市長:杉島 理一郎)は、市内中学校において、特産であるお茶の文化を通じた心の教育プログラム「盆点前(ぼんてまえ)による日本人の心の育成事業」を公開いたします。
本授業は、「入間市おいしい狭山茶大好き条例」に基づく独自の取り組みです。作法(型)の中に込められた「相手を敬う心」や「感謝の念」を学ぶ体験は、生徒たちから「自分の言動を見つめ直す機会になった」等の反響を呼んでおり、多感な時期における豊かな人間関係の構築や、心の安定(レジリエンス向上)に寄与するとして注目されています。

過去授業の様子1.
SNS等でのコミュニケーションが日常化し、対面での深い関わりが希薄になりがちな現代。入間市では、特産品である「狭山茶」を活用し、あえて「静寂の中で相手のためにお茶を点てる」というアナログな体験を教育カリキュラムに組み込んでいます。本事業の狙いは、単なる伝統文化の継承にとどまりません。茶道の精神である「和敬清寂(わけいせいじゃく)」を肌で感じることで、他者への配慮や自己肯定感を育み、いじめや不登校の未然防止につながる「心の土壌」を作ることを期待しています。

過去授業の様子2.
授業では、入間市茶道連盟の講師を招き、全5回の実技指導を行います。最終回には、クラスメートや教員、上級生にお茶を振る舞う「校内茶会」を実施します。 過去の授業後のアンケートでは、生徒から以下のような内面の変化を語る声が寄せられています。
「礼儀やおもてなしの心がわかった」
「感謝の心がわかった」
「自分の言動を見つめなおせるような授業だった」
張り詰めた空気の中で、震える手で茶筅(ちゃせん)を振り、友人に「どうぞ」と差し出す。受け取る側も「ありがとう」と頭を下げる。この一連の非言語コミュニケーションが、教室内に「互いを尊重し合う優しい空気」を生み出します。
■対象校および日時 ※取材をご希望の際は、学校との調整が必要なため事前に下記担当までご連絡ください。
【黒須中学校】(入間市鍵山3-13-17)
日時:1月14日(水) 、21日(水) 両日とも2・3校時に実施
2校時 9:50~10:40 3校時 10:50~11:40
【向原中学校】(入間市久保稲荷3-34-1)
日時:1月27日(火) 、2月3日(火) 両日とも2・3・4・5校時に実施
2校時 9:50~10:40 3校時 10:50~11:40 4校時 11:50~12:40 5校時 14:05~14:55
主催:入間市教育委員会
協力:入間市茶道連盟
目的:ふるさと入間への誇り、礼儀・作法・もてなしの心の育成、日本文化の理解
首都圏から電車で約1時間。市内には緑豊かな茶畑が広がり、季節の移ろいとともに風景が変化する、どこか懐かしい景色が残されています。入間市は、商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた地域です。歴史ある茶文化を大切にしながら、現在では多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりに取り組んでいます。

伝統と多様性が調和する、入間市ならではの景観
関東平野の自然に恵まれたこの地では、代々受け継がれてきた茶農家の手により、狭山茶が丁寧に育てられています。
一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」や、大型商業施設「三井アウトレットパーク入間」などもあり、伝統と現代的な要素が調和したまちの風景が広がります。
こうした多様性こそが、入間市の大きな魅力の一つです。
🏆 SDGs未来都市としての挑戦「Well-being Cityいるま」
2022年、入間市は内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。
これを契機に、市は「健康と幸せを実感できる未来共創都市『Well-being Cityいるま』」をビジョンに掲げ、地域資源を活かした持続可能なまちづくりを推進しています。
同年10月には、地域の誇りである狭山茶の魅力を次世代へとつなぐため、全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」を施行しました。
市民・事業者・行政が連携し、地域文化の継承と活性化に取り組んでいます。
💡 未来の「原風景」を描くプロジェクト
「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し、伝承する。」
この想いのもと、入間市では、変化の激しい時代においても、人と人とのつながりや、地域固有の風景・文化を大切にしたまちづくりを進めています。
従来の枠にとらわれず、市民とともに未来を描く取り組みは、今後もより良い地域社会の実現を目指す一助となることを期待しています。
https://www.youtube.com/watch?v=pW2egzDwMXc
📊 注目ポイント
- 商業的茶産地としては日本最北、400年の歴史を持つ狭山茶の産地
- SDGs未来都市(2022年選定)としての持続可能なまちづくり
- 狭山茶文化・アメリカンカルチャー・都市型商業が共存する多様な都市景観
- 市民と共につくる「Well-being Cityいるま」のビジョン
- 全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」による茶文化振興と継承
▼企業などからの、入間の地域課題解決のための提案フォームはコチラ
いるま未来共創ラボ https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
基本情報
■ 入間市役所
所在地:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
電話:04-2964-1111(代表)
《リンク一覧》
入間市公式ホームページ(https://www.city.iruma.saitama.jp/)
X(旧twitter)(https://twitter.com/_irumacity)
YouTube(https://www.youtube.com/c/irumacity)
LINE(https://line.me/R/ti/p/@irumacity)
【本件に関するお問合わせ先】
事業内容:
市教育委員会 学校教育課:松尾
TEL:04-2964-1111(内線4145)
その他:
企画部 秘書広報課:中村、遠山
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線3122)
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
「狭山茶」の主産地である埼玉県入間市(市長:杉島 理一郎)は、市内中学校において、特産であるお茶の文化を通じた心の教育プログラム「盆点前(ぼんてまえ)による日本人の心の育成事業」を公開いたします。
本授業は、「入間市おいしい狭山茶大好き条例」に基づく独自の取り組みです。作法(型)の中に込められた「相手を敬う心」や「感謝の念」を学ぶ体験は、生徒たちから「自分の言動を見つめ直す機会になった」等の反響を呼んでおり、多感な時期における豊かな人間関係の構築や、心の安定(レジリエンス向上)に寄与するとして注目されています。
1.なぜ今、中学校で「お茶」なのか

過去授業の様子1.
SNS等でのコミュニケーションが日常化し、対面での深い関わりが希薄になりがちな現代。入間市では、特産品である「狭山茶」を活用し、あえて「静寂の中で相手のためにお茶を点てる」というアナログな体験を教育カリキュラムに組み込んでいます。本事業の狙いは、単なる伝統文化の継承にとどまりません。茶道の精神である「和敬清寂(わけいせいじゃく)」を肌で感じることで、他者への配慮や自己肯定感を育み、いじめや不登校の未然防止につながる「心の土壌」を作ることを期待しています。
2.授業の特徴と生徒の変化(アンケートより)

過去授業の様子2.
授業では、入間市茶道連盟の講師を招き、全5回の実技指導を行います。最終回には、クラスメートや教員、上級生にお茶を振る舞う「校内茶会」を実施します。 過去の授業後のアンケートでは、生徒から以下のような内面の変化を語る声が寄せられています。
「礼儀やおもてなしの心がわかった」
「感謝の心がわかった」
「自分の言動を見つめなおせるような授業だった」
張り詰めた空気の中で、震える手で茶筅(ちゃせん)を振り、友人に「どうぞ」と差し出す。受け取る側も「ありがとう」と頭を下げる。この一連の非言語コミュニケーションが、教室内に「互いを尊重し合う優しい空気」を生み出します。
3.取材可能な公開授業
今回は、生徒たちが学びの集大成として、先生や友人にお茶を振る舞う様子をご覧いただけます。■対象校および日時 ※取材をご希望の際は、学校との調整が必要なため事前に下記担当までご連絡ください。
【黒須中学校】(入間市鍵山3-13-17)
日時:1月14日(水) 、21日(水) 両日とも2・3校時に実施
2校時 9:50~10:40 3校時 10:50~11:40
【向原中学校】(入間市久保稲荷3-34-1)
日時:1月27日(火) 、2月3日(火) 両日とも2・3・4・5校時に実施
2校時 9:50~10:40 3校時 10:50~11:40 4校時 11:50~12:40 5校時 14:05~14:55
4.事業概要
事業名:盆点前(ぼんてまえ)による日本人の心の育成事業主催:入間市教育委員会
協力:入間市茶道連盟
目的:ふるさと入間への誇り、礼儀・作法・もてなしの心の育成、日本文化の理解
入間市について
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図~伝統の茶文化と最先端のまちづくりが織りなす、心豊かな暮らしの新モデル~首都圏から電車で約1時間。市内には緑豊かな茶畑が広がり、季節の移ろいとともに風景が変化する、どこか懐かしい景色が残されています。入間市は、商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた地域です。歴史ある茶文化を大切にしながら、現在では多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりに取り組んでいます。

伝統と多様性が調和する、入間市ならではの景観
関東平野の自然に恵まれたこの地では、代々受け継がれてきた茶農家の手により、狭山茶が丁寧に育てられています。
一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」や、大型商業施設「三井アウトレットパーク入間」などもあり、伝統と現代的な要素が調和したまちの風景が広がります。
こうした多様性こそが、入間市の大きな魅力の一つです。
🏆 SDGs未来都市としての挑戦「Well-being Cityいるま」
2022年、入間市は内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。
これを契機に、市は「健康と幸せを実感できる未来共創都市『Well-being Cityいるま』」をビジョンに掲げ、地域資源を活かした持続可能なまちづくりを推進しています。
同年10月には、地域の誇りである狭山茶の魅力を次世代へとつなぐため、全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」を施行しました。
市民・事業者・行政が連携し、地域文化の継承と活性化に取り組んでいます。
💡 未来の「原風景」を描くプロジェクト
「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し、伝承する。」
この想いのもと、入間市では、変化の激しい時代においても、人と人とのつながりや、地域固有の風景・文化を大切にしたまちづくりを進めています。
従来の枠にとらわれず、市民とともに未来を描く取り組みは、今後もより良い地域社会の実現を目指す一助となることを期待しています。
https://www.youtube.com/watch?v=pW2egzDwMXc
📊 注目ポイント
- 商業的茶産地としては日本最北、400年の歴史を持つ狭山茶の産地
- SDGs未来都市(2022年選定)としての持続可能なまちづくり
- 狭山茶文化・アメリカンカルチャー・都市型商業が共存する多様な都市景観
- 市民と共につくる「Well-being Cityいるま」のビジョン
- 全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」による茶文化振興と継承
▼企業などからの、入間の地域課題解決のための提案フォームはコチラ
いるま未来共創ラボ https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
基本情報
■ 入間市役所
所在地:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
電話:04-2964-1111(代表)
《リンク一覧》
入間市公式ホームページ(https://www.city.iruma.saitama.jp/)
X(旧twitter)(https://twitter.com/_irumacity)
YouTube(https://www.youtube.com/c/irumacity)
LINE(https://line.me/R/ti/p/@irumacity)
【本件に関するお問合わせ先】
事業内容:
市教育委員会 学校教育課:松尾
TEL:04-2964-1111(内線4145)
その他:
企画部 秘書広報課:中村、遠山
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線3122)
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
編集部ニュース
編集部コラム
新着試してみた感想
試してみたについて
【カインズ】「こんなの欲しかった!」がきっと見つかる。暮らしニス...
カインズの本気、見逃せない!大ヒットの進化系座椅子「Lepoco...
【総額50万円】レシート応募でギフトが当たるキャンペーンがスター...
「ウィズ京葉ガス」10月号に掲載されました!
10月ウィズ京葉ガスにレシピが掲載されました
【ウィズ京葉ガス 2025年9月号】にレシピ...






コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます