プレスリリース

第7回Minecraftカップたてもの部門結果発表！490作品から最優秀賞に輝いたのは、海外ブロック出場【まっこーロンドン】

特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会

2025.12.25

テーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ！」子どもたちがデジタル空間で具現化した“レジリエンスを備えた建物”が集結。

Minecraftカップ運営委員会は、世界的人気ゲーム「マインクラフト」の教育版を活用したデジタルものづくりコンテスト「第7回Minecraftカップ」において、「たてもの部門」の最終審査結果を発表いたしました。

今年の大会テーマは、阪神・淡路大震災から30年、戦後80年という節目の年であることから、
「未曾有の災害から人類の命をまもれ！　～レジリエンスを備えたまちづくり～」に設定。

その中で、たてもの部門では「レジリエンスを備えた建物をデザインしよう」を部門テーマに設けました。海外・全国から「490作品」の申し込みがあり、総勢「823人」もの子ども達が参加。予選では、Minecraftカップ会員によるオンライン投票を実施し、審査員による厳正なる審査の結果と合わせて、書類審査に進出する「70作品」が決定しました。そして、大会運営委員会が定めた審査員による厳正なる書類審査を経て、子どもたちの創造性と防災への深い探求心が光る受賞作品を選出いたしました。
■たてもの部門受賞作品
【最優秀賞】作品名　：水と暮らすあそぶチーム名：まっこーロンドン

＜チームの特徴＞
8月よりロンドンに移住した、現地公立校に通う小学2年生です。マインクラフトが大好きで、特に、建築が大好きです！

＜作品情報＞
https://minecraftcup.com/works/workarticle/?work_id=7682

＜審査員による総評＞
非常に見やすく構成された、子どもらしい遊び心と楽しさに溢れた作品でした。特に視覚情報の整理が巧みで、使用されている画像一つひとつが説得力を持っており、審査員一同から高い評価が集まりました。まさに、今後の大会の「お手本（指標）」にすべきと言っても過言ではないクオリティの高さです。
【優秀ミドル賞】作品名　：未来の命を守る!! 防災体験型SmartTower ニコリグリーンモールチーム名：こっぴー＠ニコリヒト・ラボ

※チームの最年長が小学校6年生以下（満12歳以下）で編成されたチームの中から、すぐれたものに与えられる賞。

＜チームの特徴＞
ニコリヒトラボからの参加、小学4年生こっぴーです。

＜作品情報＞
https://minecraftcup.com/works/workarticle/?work_id=6816

＜審査員による総評＞
惜しくも次点となりましたが、サムネイルを見ただけでワールドのコンセプトが伝わる構成力が光っていました。アドオンやfunctionを使った技術も高く、ワールド内に施されたレジリエンス対策も具体的で説得力がありました。最終的には、上位チームと比較して計画性の面で一歩及びませんでしたが、点数自体は同点という大接戦でした。表現力のわずかな差が勝負を分けましたが、その技術力は今大会でもトップクラスであったことは間違いありません。

【優秀ジュニア賞】
作品名　：みんな安心号～体と心がかいふくできる船～
チーム名：Keito

※チームの最年長が小学校3年生以下（満9歳以下）で編成されたチームの中から、すぐれたものに与えられる賞

＜チームの特徴＞
那須町立黒田原小学校３年２組に所属しています。マインクラフト暦２年、１人での参加です。

＜作品情報＞
https://minecraftcup.com/works/workarticle/?work_id=6417

＜審査員による総評＞
技術やプレゼンテーションは上位に譲ったものの、本大会のテーマに対する向き合い方に高い評価を得ました。特に、自らの足で現場を歩くフィールドワークが行われており、東日本大震災の教訓をインプットした上で制作に臨んだことが、作品の随所から伝わってきました。まさに本大会が目指す探求学習の理想的な姿のひとつだと思います。
【学校賞】

※学校内での活動の一環で参加したチームの中から、すぐれたものに与えられる賞。
作品名：
Awesome Evacuation

チーム名：
Awesome Future

＜作品情報＞
https://minecraftcup.com/works/workarticle/?work_id=6515
【新人賞】