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プレスリリース

(残席わずか!)能とコンテンポラリーダンス、異なる身体が出会う──講座「能の身体 ダンスの身体」を1/12(月・祝)に開催します!

横浜能楽堂は大規模改修で休館中、「つなぐ つながる」をテーマに事業を展開しています。今回はダンスの拠点・横浜赤レンガ倉庫1号館とコラボレーション!能とダンスの“身体”をテーマに、特別講座を開催します。

室町時代に大成し、型や所作を受け継ぎながら、現在まで上演され続けてきた「能」。一方で、既存の枠組みに問いを投げかけ、自由な発想で表現を切り拓いてきた「コンテンポラリーダンス」。
伝統を守り、再現性を大切にする能と、ゼロから表現をつくり出していくコンテンポラリーダンスは、一見すると正反対の思想をもつ舞台芸術です。
では、この二つを「身体」という視点から並べてみると、何が見えてくるのでしょうか。





能では、決まった型があり、身体の角度や重心の位置、すり足による移動など、細部にまで意味が込められた動きが積み重ねられてきました。型を通じてその意味を学び、繰り返しの稽古によって表現を身体に定着させていきます。一方、コンテンポラリーダンスでは、振付家や作品ごとに様々な演出方法があります。瞬間的な判断や、その場で生まれる感覚をもとに、動きが立ち上がることも少なくありません。メソッドが大きく異なるようにみえますが、いずれも呼吸や重心、筋肉の感覚に意識を向けながら、「どう身体を使うか」を問い続けてきた点で重なり合います。

本講座に登壇するのは、能楽師・鵜澤光とダンサー・小㞍健太。
鵜澤は、観世流シテ方として伝統的な能の世界で研鑽を積みながら、漫画を原作とした新作能『日出処の天子』など話題作にも出演。男性が中心となってきた能楽師の世界において、女性能楽師として確かな実力と存在感を築きながら、現代における能のあり方を模索し続けています。
小㞍は、現役ダンサーとして国内外で舞台に立ち続ける一方、振付家としても精力的に活動。横浜赤レンガ倉庫1号館の振付家を務めるほか、「EXPO 2025 大阪・関西万博」住友館での振付・ステージング、舞台『千と千尋の神隠し』への出演など、ダンサーとして、また振付家として、ジャンルや役割を横断しながら、舞台芸術の価値を広げる展開を目指しています。

お二人を迎え、トークに加えて実際の実演を交えながら、「型」「呼吸」「空間」といった視点から、それぞれがこれまでどのように身体をつくり、使い、表現へとつなげてきたのかをひもときます。幼少期から鍛錬を積み重ねてきた同世代の二人が、いま何を感じ、何を考えながら表現を続けているのか──その思考に迫ります。

能やダンスの知識がなくてもこれから観てみたい人、そしてもっと舞台芸術を楽しみたい人にとって、今後の観劇がより楽しめるようになる視点を持ち帰っていただける講座です。
Peatix(https://peatix.com/event/4676483/)にて参加申込を受付中です。
皆さまのご参加をお待ちしております!
「能の身体 ダンスの身体」
出演:鵜澤光(シテ方観世流能楽師)、小㞍健太(ダンサー・振付家)
ファシリテーター:副島綾
日時:2026年1月12日(月・祝)14:00開始(13:30開場)
料金:2,500円
申込:Peatixにて受付中
定員:50名
◎トークを聞いていただく講座となります。話の流れの中で、軽く体を動かす場合がございます。ご希望の方は動きやすい服装でご参加ください。
主催:横浜能楽堂(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
お問い合わせ:OTABISHO 横浜能楽堂(TEL 045-263-3055)


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出演者プロフィール



鵜澤光(シテ方観世流能楽師)祖父・故鵜澤雅、母・鵜澤久、九世観世銕之丞に師事。独立後「石橋」「乱」「道成寺」他多くの舞台を務める。演能団体銕仙会を中心に活動し、アメリカ、ノルウェー、ポーランド、ブラジル、オーストラリア等々の海外公演にも多数参加。一般、学校での講演、ワークショップなども積極的に手掛けるほか、趣味として能楽を学ぶ一般への稽古も行っている。また2015年11月中国南京にて催された「朱鷺芸術祭」に於いて現代演劇に出演し中国の伝統演劇である昆劇の役者と共演。活動の幅を広げつつある。重要無形文化財総合認定保持者。




小㞍健太(ダンサー・振付家) 幼少からバレエを学び、1999年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル・スカラシップ賞受賞。モナコ公国モンテカルロバレエ団、ネザーランド・ダンス・シアターに在籍し、世界的な現代振付家の作品に出演。2010年よりフリーランスとなり作品を発表するなど国内外で活動。2017年より「SandD」を始動し、ジャンルや世代を横断した舞台芸術におけるダンサーの身体の在り方を探求している。他、オペラやミュージカルの振付、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導・振付など活動は多岐にわたる。2024年4月より横浜赤レンガ倉庫1号館振付家を務める。





ファシリテータープロフィール

副島綾(舞台芸術アドバイザー)
2000年に渡仏。アヴィニョン演劇祭の事務局、国立シャイヨー劇場、フィリップ・ドゥクフレ・カンパニー、梶本音楽事務所パリ・オフィスで制作勤務。現在はフリーランスとして、主にパリ日本文化会館でプログラミングのアドバイス・広報、他劇場やフェスティバルとのタイアップ、国内外のプログラム・ディレクターへの情報提供など行っている。活動分野は、現代演劇、コンテンポラリーダンス、古典芸能、音楽(クラシック、ジャズ、電子音楽)など。

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