家庭料理に無くてはならない、小麦粉や片栗粉などの粉もの製品。皆さんはどのように保存されていますか?実は正しく保存しないとダニやカビが発生してしまうなど、意外と管理が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな粉ものを正しく保存できる便利な容器を10選ピックアップ!保存のポイントや、実際に製品を使ったリアルな主婦の声も合わせてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
片栗粉・小麦粉の保存する手順は?
保存容器のご紹介をする前に、まずは小麦粉や片栗粉の正しい保存方法についてご紹介していきます。
開封後の保存は要注意
開封後の保存も、開封前と同様に高温多湿・直射日光を避けた常温環境で保存するのが理想的です。
しかし、一度開封されると開封前よりもさらに湿気やダニ・カビが発生するリスクが高くなるので、その点に注意する必要があります。
特に、夏場は室内の温度や湿度も高くなりやすいので、その場合は冷蔵庫(野菜室でもOK)に保存するのもおすすめです。ただし、冷蔵庫から室温に出した際の温度差などで湿気やカビが発生するリスクも。冷蔵庫からの出し入れは短時間で済ませるようにし、なるべく早めに消費するなどの注意が必要となります。
また、保管中はダニやカビが中に入らないように密閉容器に入れるのも重要なポイントです。
ここまでで、保存の際のポイントとなるのが湿気やダニ・カビの予防であることがお分かりいただけたかと思います。では、そんな厄介な環境で粉類を上手に保管できるコツをより詳しく見ていきましょう!
小分けする
まず、最も取り入れやすいコツがジップ袋やタッパーなどに小分けにする方法です。
粉末は計量する際に時間がかかるため、その間にどうしても湿気やダニが中に入りやすくなってしまいます。
購入した際にあらかじめ、50g・100g・250gなど料理に応じて1回で使いきれる少量で小分けすることで、粉類を外の環境に極力触れないように保存することができます。
乾燥剤を活用
湿気対策のために、乾燥剤を活用することもポイントです。お菓子やお茶の袋に入っているような、食品と一緒に保存できるシリカゲルなどの乾燥剤は、粉類の保存にも使用できます。
乾燥剤を入れた袋や容器に粉類を保存しておくと、湿気対策は万全ですよ。
密閉性の高い容器に入れる
湿度やダニ・カビの発生を防ぐには、密閉性の高い容器に入れることが重要です。
未開封の状態でもダニが袋を食い破って入る可能性があることは前述しましたが、密閉性の低い袋などは例え口が閉じた状態でも湿気やダニ・カビが発生するリスクがあります。
密閉性の高いタッパーやホーロー容器などに入れて保存するとより安全です。
冷凍庫もおすすめ
湿気やダニ・カビから粉類を更に守りたい場合や長期保存したい場合は、冷凍保存もおすすめです。冷凍庫内は低湿度で、ダニやカビなどが発生率も低い環境に保たれています。
ただし、解凍する際に結露などで湿気が発生しやすくなってしまうので、一度解凍した粉類は使いきる必要があります。
「小分け保存」の方法と組み合わせて、50g・100gなど使い残りが出ない量ごとに冷凍保存して解凍するのがおすすめです。
開封前の保存ポイント
まず、小麦粉や片栗粉などの製品を買ってきたばかりで開封前の状態のとき、皆さんはどのように保存しているでしょうか?「開封していないからそのまま放置でいいかな」と、パントリーやキッチンなどの空きスペースにストックしている方も多いかと思います。
しかし、実は開封前でも粉類の保存には注意が必要です!
粉類は基本的に、高温多湿・直射日光を避けて保存するのが理想となります。その理由として粉類は湿気に弱く、たとえ未開封の状態でも温度変化などで内部に湿気が発生してしまう可能性があるからです。湿気を吸った粉類は嫌な臭いがしたり固まるなど、劣化の原因となります。
また、高温多湿環境はダニやカビが発生しやすくなるというリスクもあります。未開封なら大丈夫と思われがちですが、粉類によく発生するコナダニなどは袋を破って中に入ってくることも。
未開封の状態の場合は、高温多湿・直射日光を避けた常温環境で保存し、ダニなどの発生が心配な場合はジップ袋などに二重に入れて保管することをおすすめします。
粉類の保存期間っていつまで?
一般的に粉類製品の賞味期限は1年~1年半ほどで設定されている場合が多いですが、こちらはあくまでも未開封の状態での保存期間になります。開封後は正しい保存法で保管し、1~2ヵ月を目安になるべく早めに使いきるようにしましょう。
ここまでを整理し、粉類の保存については下記がポイントとなります。
・開封前・開封後ともに、基本的に高温多湿を避けた常温環境(気温20度以下、湿度50%以下が目安)で保存が理想
・温度変化や湿気によるダニ・カビの発生を防ぐため、なるべく暗所で密閉できる容器に入れて保管する
・夏場や開封後は高温多湿を避けるために冷蔵保存という選択肢も。ただし冷蔵庫からの出し入れは短時間で済ませ、なるべく早めに消費する
小麦粉(薄力粉・強力粉)や片栗粉だけでなくお好み焼き粉や天ぷら粉、小麦粉が原料のうどん・パン粉などの保管についても同様の保存法が理想的です。色々な製品の基本の保存方法なので、ぜひ覚えておきましょう。
主婦のおすすめ粉類の保存容器10選
ここからは、そんな粉類を保存するのにピッタリな容器をご紹介します!保存容器を使えば、粉類の理想的な保存が簡単に出来るようになります。色々な種類の製品があるので、お気に入りの製品が見つかるはずです。
主婦の方が実際に使ったレポートもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
取り出しやすくおしゃれな保存容器ガラス製の保存容器です。蓋はステンレス製でパッキンが付いて、密閉性が抜群。本体は耐熱ガラスなので、食洗機での洗浄や煮沸消毒もでき長く清潔に使えるのもポイント。本体は直径89mmと手がすっぽり入るサイズになっています。付属品としてポリプロピレン製のスプーンも付いているので、底の部分まで粉類をサッと取り出しやすいのも魅力です。ガラスとステンレスの組み合わせは見た目もおしゃれで、機能性・デザインともにバランスの取れた製品です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る ワンタッチ開閉が便利な大容量容器1.4Lサイズの大容量保存容器。大量に入るので1kgなど大袋の粉類もまとめて保存可能です。ワンタッチ式の蓋が特徴的で、片手でもサッと取り出しやすくなっています。蓋にはパッキンが付いているので、密閉性も抜群です。容器はポリエステル製で、軽量なのに落としても壊れにくい丈夫な作り。また、本体・蓋ともにクリアになっているので、小麦粉やお菓子用の粉類など複数の用途で使う場合も中身が見えて区別しやすいです。四角型なので、空いたスペースなどにスッキリと並べて置いておけます。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る ワンタッチ密閉ボタンが付いた保存容器この製品の特長は、蓋の真ん中にワンタッチ密閉ボタンが付いていること!ボタンを押すだけで密閉・開閉ができ、手がふさがりがちな調理中でも簡単に粉類の密閉保存ができます。本体は耐衝撃性のAS樹脂で出来ており、80℃から-20℃までの温度変化に対応しています。粉類を冷凍保存する際の容器としても使用可能です。同じシリーズであればスタッキングもできるので、スッキリと収納することができます。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 保存にも調理にも便利な小麦粉容器!小麦粉などの粉類を振りかけるのに便利なメッシュキャップが付いた容器です。サッと取り出して調理に使うことができ、上蓋を被せればそのまま収納もできる使い勝手の良い製品。袋から取り出してふるいにかけるといった作業が短縮されるので、湿気を防ぐだけでなく調理の時短にもなります。透明な本体と白いキャップの組み合わせは、キッチンや冷蔵庫などにも馴染みやすいデザイン。1つの容器は約200mlとコンパクトですが、複数個用意しておけば粉類の小分け保存にも便利です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る スプーンとスライドキャップで便利容量約200mlの小型保存容器です。蓋がスライド式になっており、開口部には粉を振りかけられる小さな穴が付いているので、調理中でも簡単に粉類を取り出すことができます。また、付属の小さじスプーンは本体側面に取り付けられる作りになっているので、計量も簡単。蓋ですり切り計量をすることも可能です。パーツは全てバラして洗うことができるので、溝などに溜まりやすい粉類の保存容器としても安心して使用できます。四角型の形状なので、スッキリと収納できます。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 密閉ボタンがついた大容量容器500mlの容量が入る、大きめの保存容器です。蓋はワンタッチで密閉ができるので、手がふさがりがちな調理中でも開け閉めが簡単。本体・蓋ともに耐冷・耐熱のプラスチック素材が使われているので、冷凍保存にも使用可能です。また、食洗機が使えるのもポイント。四角型の形状なので空きスペースにも収まりやすく、同じシリーズであればスタッキングも可能なので収納にも便利です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る ワンタッチで開閉簡単なロック式約2Lが入る大容量の保存容器。蓋の部分がロック式になっており、ワンタッチで開閉ができます。蓋にはパッキンが付いているので、密閉性もバッチリです。縦横18cm、高さ14㎝と大きめな容器なので、粉類製品であれば袋ごと容器に入れて保存することも可能。四角型で同じシリーズであればスタッキングもできるので、収納しやすいのも嬉しいポイントです。また、大きな容器なので、うどんなど麺類の保管にも使えます。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る コンパクトで便利な粉ふりボトル粉振り用のメッシュが付いた小型の保存容器。蓋は2段階構造になっていて、外蓋を外してメッシュ部分を傾けるだけで、簡単に粉振り調理ができます。振り口が斜めカットになっているアイデア製品で、使いやすく粉もこぼれにくいです。本体は耐熱ガラス製なので、食洗器や熱湯消毒も可能。直径約6㎝・高さ約12㎝とコンパクトなので、収納しやすく粉類の小分け保存にも便利です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 密閉ボタン付き!手のひらサイズの保存容器500mlの保存ができる手のひらサイズのコンパクト容器。蓋には密閉ボタンがついていて、簡単に密閉・開封を行うことができます。コロンとした正方形のフォルムは見た目もかわいらしく、冷蔵庫の扉収納にも入るサイズです。サイズ展開が豊富だから、保存したい食材の容量によってピッタリのサイズを選ぶことも可能。黒い蓋がスタイリッシュなので、シリーズで使えばキッチン収納が一気におしゃれに。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る ロック式でしっかり密閉できる保存瓶1Lサイズのガラス製保存瓶です。蓋・本体ともガラス製で、クリアな見た目は中身が確認しやすくおしゃれ。北欧風にデザインされているので、インテリアとしても楽しめます。蓋にはパッキンが付いていて、ステンレスの金具でしっかりロックできる形状になっています。また、空気を外に逃がす脱気機能がついているので、容器の密閉性は抜群。直径約10㎝と口も広く、スプーンで中身を取り出したり中身を入れ替えたりといった動きもしやすいサイズとなっています。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 保存容器を使ってフレッシュに長持ち!
今回は、小麦粉や片栗粉など粉類製品の正しい保管方法や、おすすめの保存容器をご紹介しました。保存容器を上手く使えば、衛生面で安心できるだけでなく、調理の際の使い勝手も上がること間違いなしです。ぜひチェックしてみてください!
文/あるぱか
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