北アメリカ原産トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草です。明治末期に確認され、各地に帰化しています。
這うタイプの雑草でなく、立ちあがって(倒れそうな感じに斜上して立ち上がる)育つ雑草です。背丈は20〜50cmになります。
肉眼では見逃すほどの、小さな小花みたいなものに目がいって、気になってしまいましたよ。
中の島公園で秋薔薇を鑑賞後に、面白い雑草はないかと、眺めながら帰宅中でした。
「オオニシキソウ」は、調べてよく知っていた「ニシキソウ」「コニシキソウ」の仲間です。
似ているとされていますが、調べるまでは、気がつかなかったんです。
「オオニシキソウ」は、「コニシキソウ」と同じ性質を持つ外来種です。
「オオニシキソウ」と「コニシキソウ」が似ているとは思えなかったのは、大きさがまず全然違う事です。
違いが分かるように、少しだけ「コニシキソウ」の画像も紹介しますね・・・
こちらは、よく道端で自生している「コニシキソウ」です。仲間なので、「オオニシキソウ」と同じような葉と赤い茎を持ちますよ。
花や果実は、肉眼では、非常に見つけにくいです(果実が画像に沢山あります)。
「コニシキソウ」は、「オオニシキソウ」と比べると、とても小さく、地面にそって四方に伸び生育します。見た目にも、不快感を感じやすい雑草です(葉に紫色の斑点を持つものがほとんどです)。
ねっ!あまり、似ていないですよね。
「オオニシキソウ」は、全草有毒です。トウダイグサ科の植物には有毒な物が多いので、トウダイグサ科のこちらの雑草には、注意が必要です。
「コニキシソウ」と同じで、茎は赤っぽく、葉や茎を切ると、白いベタベタする乳液を出すのですが、そちらに毒があります。
誤食すると中毒をおこしたり、白い汁が皮膚に付くと炎症を起こすことがあるといわれています。
皮膚の弱いお子様は、触らないように気をつけた方が良い雑草です。
花期は6〜10月(11月)で、枝の先に杯状花序と呼ばれる形で、白く小さな花を咲かせます(白い花びら状の4枚の腺体の付属体が取り囲んでいる)。
とても可愛いので、小悪魔な雑草だと感じましたよ。葉を良く見ると、「コニシキソウ」っぽい葉で、茎も赤く毒々しいです。
花言葉も、小悪魔っぽい花言葉がついていますよね。「変わらぬ愛」「執着」「密かな情熱」と、なんだか全体的にしつこい感じがしますし、「数は力」も怖い感じです。
花言葉の「控えめ」「地味」は、目立たないこちらの雑草にぴったりです。
毒のある白い汁で目をこすったりしないように注意したいですね。
「コニシキソウ」は、よく都会の道路や道端で普通に見かけますが、「オオニシキソウ」って、はじめてみましたよ。
偶然出会えて、調べることができてラッキーでした。「オオニシキソウ」は、「コニシキソウ」と違って、私はですが、不快感を感じない雑草でしたよ。
秋薔薇を観賞したら、秋の雑草の花鑑賞もいかがですか?
意外にハマると面白いものです。
何気ない日常の中、見過ごしてしまう雑草の花にも、花言葉があることに驚かされますよ。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•「オオニシキソウ」は有毒植物です。葉や茎を傷つけると、ボンドにも似た白い乳液が出てきます。そちらに毒があります。
お子様が触らないように、注意してあげてくださいね。弱い皮膚を持つお子様は、かぶれる恐れがあります。
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