北アメリカ原産、アカバナ科マツヨイグサ属の越年草または多年草です。コマツヨイグサは、小型のマツヨイグサの仲間で、マツヨイグサ属の中では花が小さいです。
コマツヨイグサ(小待宵草)の花が咲く時期は5~10月もしくは、11月までです。
時期的にも、一致しています。撮影時は、10月3週目です。
レモン色のとても可愛い花で、道端に咲いていると、とても目立ちますよ。
黄色い花が夕方から早朝にかけて咲くそうです。撮影は、午前10時から11時までの間のものです。こうして、お昼前まで萎えずに開花したままのお花もあるそうです(午後近くは、通常萎えている)。
1つ、花が萎えて赤く変色しているものがあったので、識別しやすかったです。
非常に似た仲間が多くて、見分けがなかなかむつかしいです。
花の大きさは約2~3cmで、しぼむと少し赤みを帯びます。
草丈は低く5~50cmほどで、産毛が密集した茎が地面をはって成長します。
4個の萼片はそり返っています。柱頭は4裂し、雄しべは8個あるそうです。
すごく可愛いお花で、「魔法」にかかったように見とれちゃうほど!
花言葉は、「物言わぬ恋」「魔法」「浴後の美人」「入浴後の乙女」と、慎ましく可愛く咲く花姿にぴったりですね。
日本では1910年代に初めて確認されたそうで、生態系を崩す事から外来生物法により要注意外来生物に指定されています。
例をあげると、鳥取砂丘でコマツヨイグサが繁殖をすることがあり、繁殖すると砂丘が砂丘ではなくなってしまうことから、駆除対象になっているそうです。
ほおっておいても、どんどん増えちゃう雑草なのですね。
雑草と思えないくらい、綺麗なレモン色が特徴的な、可愛いお花をもつ雑草のご紹介でした。
秋にレモン色の可愛いお花を見かけたら、さらに近くに、花後に萎えた赤い花があったら、「コマツヨイグサ」かもしれませんよ。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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