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【厄介な有毒雑草】お子様注意!な「コニシキソウ」!秋の駆除を見逃すな!その理由とは?

【厄介な有毒雑草】お子様注意!な「コニシキソウ」!秋の駆除を見逃すな!その理由とは?
投稿日: 2023年10月22日 更新日: 2023年10月22日
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大阪在住の料理愛好家。日常の小さな喜び(宝物)を大切にしながら暮ら...
嫌われ者であり、厄介な雑草としてトップの座を狙う「コニシキソウ」の秋(10月末頃)の姿をご紹介させていただきます。

では、いってみよう~!

この植物は、「コニシキソウ」です。別名「アカクサ」「チチクサ」。

この植物は、「コニシキソウ」です。別名「アカクサ」「チチクサ」。

コニシキソウは北アメリカ原産のトウダイグサ科の一年草です。見た目が非常に似た仲間は他にも数種類ありますが、「コニシキソウ」の大きな特徴は、葉に紫色の斑点が入っている点です。

すべての「コニシキソウ」に紫色の斑点があるわけでもないのですが、見分ける際の大きな識別ポイントとなっています。

コニシキソウは、北アメリカ原産の帰化植物で、日本在来の植物「ニシキソウ」に似て、葉が小さいことから、「コニシキソウ」という名がつけられました。

名前をつけたのは、朝の連続ドラマで放送もされた「らんまん」のモデルとなった人物、「牧野富太郎博士」です。この雑草の名をつけたのは、牧野富太郎博士なんですね!

「ニシキソウ」よりも、帰化植物である「コニシキソウ」のほうが繁殖力が旺盛で、今では「コニシキソウ」のほうが、よく見られるようになっているそうです。

茎が赤いので「アカクサ」とも呼ばれたり、茎や葉を切ると白い乳液が出るので、「チチクサ」と呼ばれたりします。

あっという間に大株になる「コニシキソウ」。

あっという間に大株になる「コニシキソウ」。

「コニシキソウ」が盛んに生育するのは、夏から秋にかけてです。ひと月から数か月ほどで大株になります。

夏までは、ちらほら自生していたと思っていたら、夏を過ぎる頃には、あっという間に大株になっていて、見た感じが、とても気味の悪い姿になっていることが多いです。よねよねとしてうごめく様に生育する姿は、見方によっては、毒々しく、昆虫のようにも見えてグロテスクですよね。

コニシキソウの花言葉は「執着」です。

コニシキソウの花言葉は「執着」です。

肉眼ではとても見つけにくい、地味なお花を咲かせます。コニシキソウの花粉は、主にアリが運びます。アリが沢山、集まる雑草であることでも知られています。

アリが沢山集まる雑草というところも、嫌われる理由のひとつでもありそうですね。

地面にくねくねと這うように広がり、駆除がしにくい、へばりつくような様子から、「執着」という花言葉がつけたらたようです。

「執着」という花言葉は強烈ですねー!この雑草をプレゼントされたら、ほとんどの人は嫌悪感を抱きますね。

初夏〜秋に開花して、種子をつけます。

初夏〜秋に開花して、種子をつけます。

6月から10月の暑い時期に活発に成長し、夏から秋にかけて3ヶ月に渡って種子を作り続けます。

こちらです!「果実」です。沢山、実っていますよー!

こちらです!「果実」です。沢山、実っていますよー!

受粉して花が果実になると、小さな丸い実がたくさん付きます。お花よりも、果実のほうが見付けやすいです。

コニシキソウは、アリによって花粉を運んでもらい、受粉しなくても種子を作ることができます(雄花と雌花があって、それぞれ花が咲いた時に、「蜜腺」から蜜を出します。蜜を好むアリが行き来することで、花粉が運ばれ受粉が促されます)。

目立たないので、駆除されない。

目立たないので、駆除されない。

コンクリートの地面や土などの上に生えていても、目立たないので、雑草としての駆除が遅れがちになってしまいます。

別名「ボンド草」!有毒植物です。

別名「ボンド草」!有毒植物です。

駆除する際は、毒性のある汁に直接触れないよう、手袋をはめたほうが良いそうですよ。

切ると「白い液」を出すため「チチクサ(乳草)」などとよばれたりします。

切ると「白い液」を出すため「チチクサ(乳草)」などとよばれたりします。

コニシキソウの茎を折ると、このように、乳白色の汁が出てきます。ベタベタした粘り気があり、ボンドのような汁なんです。こちらの白い汁には、毒性があると言われていますよ。

この汁に触ると痒み、かぶれなどを引き起こすことがあると言われています。誤ってお子様が口にしてしまうと、「嘔吐」「腹痛」「下痢」の症状が出ることもあるそうですので、気をつけてくださいね。

種子で繁殖!種子ができる前の時期に、根ごと抜き取ることが大切です。

種子で繁殖!種子ができる前の時期に、根ごと抜き取ることが大切です。

私も、見かけたら駆除するようにしている雑草です。雨上がりは抜けやすくなって駆除しやすいようですよ。

嫌われる理由をまとめてご紹介させていただきました。この時期は果実ができるので、今のうちに駆除されたほうが良いですよ。

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

・今回ご紹介したが画像は、10月の3週目に入ったばかりの頃に撮影したものです。肉眼では見つけにくい「果実」を、皆様にご紹介できて良かったです。


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