セイタカアワダチソウは北アメリカ原産のキク科アキノキリンソウ属の多年草です。
この植物って、最近は大繁殖している姿が見れなくなっていたので、見れるとなんだか懐かしい気分になれたんです。空き地のフェンスの高さくらいに、背丈を伸ばした「セイタカアワダチソウ」が、空き地の中を埋め尽くしていた…という記憶があるんです。
あまりにも沢山だと、子どもながらに怖いイメージが残っています。なんだか危険な感じもしたので、触れたり、大繁殖する空き地には近寄らなかったですね。
明治に渡来し、戦後、大量に入ってきた外来種のセイタカアワダチソウは大繁殖し、河原や土手、道端や空き地、線路沿いなど、いたるところに見かけました。繁殖力がすさまじく、毒素を自ら出して、周辺の植物が自生できないようにしていましたが、最近では、自分が出す毒素(アレロパシー効果)で、自分もその場に自生できなくなってしまったようです。
最近では、昔のようには見かけなくなった雑草です。
セイタカアワダチソウは、虫媒花である帰化植物なので、花粉症の原因にはならないそうです。
なんでも、「ブタクサ」が秋の花粉症の原因とされる有名な雑草で、そちらに、セイタカアワダチソウが似ているから間違われたのではないかと、言われていますよ。
ブタクサは、春の花粉症の原因とされる、スギなどと同じ、風で花粉が飛ぶ風媒花です。
花粉症の原因にはならないセイタカアワダチソウですが、繁殖力が強すぎて、周りの在来植物がほとんどなくなってしまうことから、要注意外来生物リスト入りしている植物です。
花粉症にはならないですが、大繁殖する危険性のある雑草なので、そういう意味では、危険な雑草です。
開花時期は、10~11月です。秋の花で花の色は、先のほうに黄色の小花がまとまって咲きます。鮮やかな黄色で、綺麗なお花ですよね。もともとは園芸用として、アメリカから入ってきた植物だそうです。
細長い花穂の塊を遠目に見ると独特の形をしているので、パッと見てセイタカアワダチソウと分かります。
1~2.5mの高さになり、大繁殖すると、綺麗を通り越して、恐ろしいかんじにも見えたりもします。セイタカアワダチソウの花言葉は「元気」「生命力」は、大繁殖する特徴にぴったりだと思います。「日本の侵略的外来種ワースト100」にも、入っていたりもするんですよ。
すきまに生えていたものを撮影したのですが、繁殖力が本当に凄いですよね。花が咲くまでは、セイタカアワダチソウとは分からなかったですよ。
私が子どもの頃は、もっと背丈が高かったように思います、背丈の低いものも、別場所の道端で見かけましたよ。
懐かしい気分になる、「セイタカアワダチソウ」は、秋の花です。
もう秋ですねー!秋の花粉症の原因には、ならないということが分かりました。
この雑草は、色々と人の役に立つこともあるとのことですが、肌の弱い方は、かぶれたりするかも知れないので、あまり触らない方が良い気がします。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます