北アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属のツル性の一年草で、日本には、江戸時代に観賞用として渡来し、その後帰化して、今では畑や道端、空き地などで雑草として自生している姿を見ることができます。
こちらのマルバルコウは、街中の車がよく通る街路樹に自生していましたよ。撮影は10月の1週目です。赤っぽい鮮やかなオレンジ色の花と丸くハートのような形をした葉で、とても目立つ花姿なので、気になって調べてみたんです。私の街では、見かけたことがないのか、見過ごしていたのか、珍しい植物だと思いました。
鮮やかな赤っぽいオレンジ色で、ミニサイズのアサガオのような花の姿が特徴的なマルバルコウソウ、とてもチャーミングですね。
「常に愛らしい」という花言葉は、可愛いマルバルコウソウにぴったりな花言葉ですね。
今では観賞用というよりは、雑草扱いで、積極的に駆除されることもあるそうです。つる性なので、他の植物に絡んでしまい、駆除は厄介そうですね。マルバルコウソウのつるは3m程度まで伸びるそうですよ。日当たりの良い場所を好むそうで、撮影場所はマルバルコウソウの好む条件が揃っていて、沢山、花姿を見ることができました。
マルバルコウソウは、葉が丸みを帯びていることや「ルコウソウ」に似ていることから、「葉が丸いルコウソウ」という意を込めて名付けられました。
画像の赤い花は、以前撮影した「ルコウソウ」です。
マルバルコウソウなどの、ルコウソウの仲間は、種子に毒性があるので、注意が必要だそうです。ルバルコウソウの種子の中毒症状は、種子に有毒な樹脂配糖体(ファルビチン)を含み、誤って食べれば下痢や腹痛他の中毒症状をおこす原因となります。
種に毒があるので、お花の蜜も用心して、お子様などが吸わないように気をつけた方が良さそうですね。ごく普通に道端に開花しているので、お子様やペットがいる方は、お気をつけくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
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