イノコヅチはヒユ科イノコヅチ属の多年草で、その仲間に、ヒナタイノコヅチという植物があります。日当たりのよい道ばたや荒地に生える多年草です。
ご紹介するのは、日向に自生するイノコヅチですが、日陰を好むヒカゲノイノコヅチもあります。
今回ご紹介するすべての写真は、9月の2週目の日のよく当たる場所で撮影したものです。
ヒナタイノコヅチは、日向に生息するイノコヅチとして知られています。花期は8月~9月で、穂状の花序に花をつけ、イノコヅチと似た花を咲かせます。
茎は四角形で、節は赤く染まります。葉は、対生で、厚くねじれたり波打ったりするのが特徴です。
棘状の小苞が2個あり、付属体が小さいです。毛が多いですが、全体的な姿も形もイノコヅチによく似ています。
開花時期は、8~9月、茎の枝先に穂状花序で、目立たない緑色の小花を咲かせます(花びらはなく、5本の雄しべがある)。
「二重人格」って衝撃的?凄く珍しい花言葉がついていますね。こちらの花言葉の由来は、先ほどご説明していた、日陰を好むものと、日向を好むものがあるためだといわれています。
「命燃え尽きるまで」も、珍しい花言葉ですよね。道端の雑草に、このような印象的な花言葉がついているとは思いもしませんでした。
秋に植物の実(種子)のようなものが衣服にくっつく「ひっつき虫」の一種として知られています。
実にはトゲがあり、服の繊維に引っかかる仕組みになっていているそうですよ。下向きにつき、先端が鋭く尖っていますよね。人の衣服や獣の体に付着して運ばれ、子孫を残していくそうです。
こちらの雑草が「ひっつき虫」だとは、調べるまで知らなかったです。
ごく普通に、街中でひっつき虫が自生していたんですね。
1個でもひっつくんですが、分かりやすく沢山ついたままのものをひっつけました。
しっかり繊維にひっついて離れないですね。
1個1個それぞれが、クリップみたいにトゲがあるので、ひっつきますよ。
服の繊維に、この中の1個でもつくと、人や動物によって運ばれていきますよね。
薬用になるなんて、素晴らしい雑草ですね。
可愛い蝶とも仲良しなようで、「人懐こい」雑草のようですね!
「人懐こい」という花言葉がぴったりですね。
いかがでしたか?
道端で、このような雑草が自生していたら、観察してみてくださいねー!
•街中でも、ひっつき虫が自生していましたよ。面白い発見でしたー!
「イノコヅチ」の花言葉は「二重人格」「人懐こい」「命燃え尽きるまで」と、一度知ったら忘れられない、記憶に残る珍しさです。面白いと思った方は、日向を好んで自生するイノコヅチを探してみてくださいね。
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