キク目、キキョウ科、キキョウ属の多年草です。キキョウ(桔梗)は日本各地の道端などでも自生している他、園芸植物として、家庭の花壇などでも広く栽培されている山野草です。
こちらは、9月の2週目、雨上がりの道端で出会ったキキョウです。
キキョウの花姿は知っていたのですが、よく見ると、蕾が風船みたいなんですよ!
英名で「バルーンフラワー」というのを後で知って、なるほどっと思いましたっー。
こちらは膨らんだような四角形で、なんだか凄く可愛いですね。
開花時期は6~9月(夏から秋)。
日本風な奥ゆかしさを感じる、上品で美しい花姿ですねー!
9月に咲いている「キキョウ」は、特に美しいですね。
正面から見た、花姿です。
純白のお花は、清楚で美しいー!花言葉がぴったり。
花言葉が「永遠の愛」だなんて、素敵ですねー!
花弁が5つで星のようですね。品種により、他にもこちらと違った花姿もあるそうですが、キキョウといえばやっぱりこの形。
花姿を調べてみると、安倍晴明神社につながったので、皆様にも、プチっとご紹介させていただきなすね。
京都市の上京区にある晴明神社は、平安時代の陰陽師であった安倍晴明を祀った神社として有名です(悪除け・厄除け、病気平癒のご利益があるとされる)。
安倍晴明の家紋は星のような紋なのですが、その形は、「五芒星」と言われたり「桔梗紋」と言われたりしているんです。
五芒星とは、本来、木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表していて、晴明神社は、桔梗を元にした五芒星を「神紋」として使用されているそうです。
安倍晴明が使用したその「五芒星」「桔梗紋」を桔梗印と呼び、神社内でも、その神紋をたくさん見ることができますよ。
桔梗紋にまつわるお話は、まだまだあるのですが、安倍晴明のご神紋についてのみ、簡単にまとめさせていただきました。
晴明神社では、9月の時期に、境内に植えられた桔梗が花を咲かせているそうですよ。
晴明神社ではお守りに桔梗守を授与してくださるそうです。
このキキョウは、よく見ると、6枚の花びらですね。
キキョウの花びらは通常5枚ですが、まれに6枚のものがあることがあります。変異や突然変異の結果だと考えられるそうです。
四つ葉のクローバーのように、6枚花のキキョウは珍しいので幸運に恵まれるかもしれませんね?!
猛毒ではないものの、キキョウは有毒植物で、全草に毒が含まれていますよ。
その成分は、キキョウサポニン、プラティコジン(トリテルペン配糖体の一種)で、嘔吐や下痢腹痛、溶血作用(血中に入ると赤血球を破壊する)など。
触れた位では中毒症状にはならないので、園芸用としても人気が高い植物です。
過度に恐れる必要はないとは思いますが、知っているにこしたことはありません。お取り扱いには、気をつけてくださいね。
いかがでしたか?
「キキョウ」は道端でもよく自生しています。
あなたの街でも、どこかで咲いているはずです。道端をゆっくり歩いて散歩してみませんか?
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•「キキョウ」の花は色々な品種はありますが、基本は5枚の星型です。6枚の花姿を見つけて、なんだかラッキーでしたよ。5枚の星のような花びらを調べたら、「安倍晴明」にたどり着きました。晴明神社の「ご神紋」は、キキョウが元になっているそうですよ。花咲く季節には、神社内でキキョウのお花が見れるそうです。
•「キキョウ」は、猛毒ではないものの有毒植物です、お子様やペットが口に入れたりしないように気をつけたいものですね。
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