「マツヨイグサ」の仲間は、北アメリカ原産のアカバナ科マツヨイグサ属です。
この植物は「メマツヨイグサ」だと識別したいのですが、調べてみると、かなり識別が難しい植物のようで、同属にオオマツヨイグサ、マツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、オニマツヨイグサなど色々とあります。
この雑草が、「メマツヨイグサ」だとして、紹介させていただきますね。
「メマツヨイグサ」は、北アメリカ原産で、道ばたや荒れ地、川原などに生え、各地で普通に見られる雑草です。
日本では明治時代に確認された帰化植物で、草丈は高く黄、色い小さな花を咲かせます。広い空き地で、成人男性の背丈を超えるほどに伸びていますよ。
花期は6〜10月。直径は3cmほどの黄色いお花はとっても、キュートで、目をひきますよ。観賞用にできるような、美しいお花です。
「メマツヨイグサ」は荒地でもよく育つ雑草として、知られていています。
こんな、可愛い雑草が存在するなんて、今まで、知りませんでしたよ。「こんにちはー!」と挨拶するような、お花に出会えましたよ。
細い柵を、くぐって曲がったようなかんじですね。よく見ると、不思議ですよね。
折れ曲がっても、フェンスを越えてお花を咲かせようとしていますよ。なんて、強健なんでしょう。化け物並みですね。
こちらも、柵をくぐったようなかんじですね。
背丈がすごく高くてひょろっとしていて、空き地に自生している姿は、キリンみたいなんですよ。
なんでも、アメリカ原住民は、こちらの植物を傷などに利用し、月見草油としても用いられることもあったそうです(効果があるとは言いきれないそう)、毒はなさそうなので安心ですね。
「メマツヨイグサ」は、外来生物法で要注意外来生物に指定されたこともあったりして、生態系被害防止外来種として指定されているんですって。
そうですよね、この強さは普通ではないですよね。
こちらは、果実で、長さ2cm~4cmの円柱形の蒴果です(熟すと4裂する)。
エイリアンのタマゴのようで、たくさん、並んでいるんです。ってことは、それだけ、種をたくさん、放出するんですよね(中に種がたくさん詰まっている)。
さすが、雑草ー!
折れても曲がっても、過酷な環境で生き抜いてゆく「メマツヨイグサ」。本当に逞しいですね。
空き地から、種が飛んだのでしょう。道端にも生えています。繁殖力が強いのですね。こちらは小さい背丈のまま、お花を咲かせようとしていますよ。
フェンス越しに見かけたものは、本来の姿がどうだったかが分かりにくいです。空き地の中のあちらこちらに、黄色い花が咲く姿は見えるものの、距離があって詳しく良く分からないんです。
もしかしたら、識別が少々間違っているかもしれませんがお許しを!
こんな、キリンを狂暴化したような雑草はじめて見ましたよ。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
背丈が高く、黄色く可愛いお花を咲かせる雑草が空き地に自生していました。都会ではじめて見る雑草で、私にはとても珍しくうつりましたよ。劣悪な環境だからと思うのですが、この場所の「メマツヨイグサ」は、正直言ってお花以外はなんだかひょろひょろとしていて、背丈が高く、暴れ狂うような動きがあるような姿で、妖怪のように恐ろしかったです(笑)。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます