【9月空き地の雑草】可愛い顔して、恐ろしいー!キリンの妖怪みたいな空き地の雑草ー!

【9月空き地の雑草】可愛い顔して、恐ろしいー!キリンの妖怪みたいな空き地の雑草ー!
投稿日: 2023年9月8日 更新日: 2023年9月13日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
まだまだ暑いですが、9月になり、秋の虫が鳴く声が聞こえてきましたよ。

道端に、凄く気持ち悪いけど可愛いお花を咲かせる雑草が生えていましたよ。調べてみましたら面白かったので、ご紹介させていただきますね。

では、いってみよう~♪

この植物は「マツヨイグサ」の仲間です。おそらく「メマツヨイグサ」か「オオマツヨイグサ」です

この植物は「マツヨイグサ」の仲間です。おそらく「メマツヨイグサ」か「オオマツヨイグサ」です

「マツヨイグサ」の仲間は、北アメリカ原産のアカバナ科マツヨイグサ属です。

この植物は「メマツヨイグサ」だと識別したいのですが、調べてみると、かなり識別が難しい植物のようで、同属にオオマツヨイグサ、マツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、オニマツヨイグサなど色々とあります。

この雑草が、「メマツヨイグサ」だとして、紹介させていただきますね。
「メマツヨイグサ」は、北アメリカ原産で、道ばたや荒れ地、川原などに生え、各地で普通に見られる雑草です。

日本では明治時代に確認された帰化植物で、草丈は高く黄、色い小さな花を咲かせます。広い空き地で、成人男性の背丈を超えるほどに伸びていますよ。

メマツヨイグサの花言葉は「恋に恋するお年頃」です

メマツヨイグサの花言葉は「恋に恋するお年頃」です

花期は6〜10月。直径は3cmほどの黄色いお花はとっても、キュートで、目をひきますよ。観賞用にできるような、美しいお花です。

「メマツヨイグサ」は荒地でもよく育つ雑草として、知られていています。

こんな、可愛い雑草が存在するなんて、今まで、知りませんでしたよ。「こんにちはー!」と挨拶するような、お花に出会えましたよ。

背丈が高すぎて、折れ曲がることも多いのね…

背丈が高すぎて、折れ曲がることも多いのね…

細い柵を、くぐって曲がったようなかんじですね。よく見ると、不思議ですよね。

折れ曲がっても、フェンスを越えてお花を咲かせようとしていますよ。なんて、強健なんでしょう。化け物並みですね。

こちらも、柵をくぐったようなかんじですね。

折れ曲がってもくじけずフェンスを越えて、道路でお花を咲かせようとしています

折れ曲がってもくじけずフェンスを越えて、道路でお花を咲かせようとしています

背丈がすごく高くてひょろっとしていて、空き地に自生している姿は、キリンみたいなんですよ。

なんでも、アメリカ原住民は、こちらの植物を傷などに利用し、月見草油としても用いられることもあったそうです(効果があるとは言いきれないそう)、毒はなさそうなので安心ですね。

「メマツヨイグサ」は、外来生物法で要注意外来生物に指定されたこともあったりして、生態系被害防止外来種として指定されているんですって。

そうですよね、この強さは普通ではないですよね。

集合体恐怖症の方がいたら、ごめんなさい。気持ち悪いですね…

集合体恐怖症の方がいたら、ごめんなさい。気持ち悪いですね…

こちらは、果実で、長さ2cm~4cmの円柱形の蒴果です(熟すと4裂する)。

エイリアンのタマゴのようで、たくさん、並んでいるんです。ってことは、それだけ、種をたくさん、放出するんですよね(中に種がたくさん詰まっている)。

さすが、雑草ー!

道端まで超えて、通行人の邪魔をするのはいけませんね

道端まで超えて、通行人の邪魔をするのはいけませんね

こちらは柵を超えて、道端で自生していますよ

こちらは柵を超えて、道端で自生していますよ

折れても曲がっても、過酷な環境で生き抜いてゆく「メマツヨイグサ」。本当に逞しいですね。

空き地から、種が飛んだのでしょう。道端にも生えています。繁殖力が強いのですね。こちらは小さい背丈のまま、お花を咲かせようとしていますよ。

フェンス越しに見かけたものは、本来の姿がどうだったかが分かりにくいです。空き地の中のあちらこちらに、黄色い花が咲く姿は見えるものの、距離があって詳しく良く分からないんです。

もしかしたら、識別が少々間違っているかもしれませんがお許しを!
こんな、キリンを狂暴化したような雑草はじめて見ましたよ。

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

背丈が高く、黄色く可愛いお花を咲かせる雑草が空き地に自生していました。都会ではじめて見る雑草で、私にはとても珍しくうつりましたよ。劣悪な環境だからと思うのですが、この場所の「メマツヨイグサ」は、正直言ってお花以外はなんだかひょろひょろとしていて、背丈が高く、暴れ狂うような動きがあるような姿で、妖怪のように恐ろしかったです(笑)。


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