【夏秋の道端の危険】この植物は猛毒植物の幼い頃!見たら抜いて!簡単な見分け方のコツをご紹介!

【夏秋の道端の危険】この植物は猛毒植物の幼い頃!見たら抜いて!簡単な見分け方のコツをご紹介!
投稿日: 2023年9月5日 更新日: 2023年9月5日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
道端に自生している雑草の中には、かなり危険な有毒植物も含まれています。大きくなってきたら、危険な雑草と分かるのですが、大きくなると駆除も大変です。できるだけ小さいうちに抜いておいた方が良いので、こちらの強い毒性を持つ「ヨウシュヤマゴボウ」の小さい頃の特徴をご紹介させていただきますね。

では、いってみよう~♪

こちらの植物は、強い毒のある「ヨウシュヤマゴボウ (洋種山牛蒡)」 アメリカヤマゴボウです

こちらの植物は、強い毒のある「ヨウシュヤマゴボウ (洋種山牛蒡)」 アメリカヤマゴボウです

北アメリカ原産の多年草です。明治時代に渡来し、全国に帰化しています。全草有毒ですが、その中でも熟した果実や根を誤食する事が多いそうです。そして、その「熟した果実」「根」は、強力毒部です。

中毒症状は、主に、フィトラッカトキシンと呼ばれる成分によるもので、嘔吐、下痢、腹痛なのですが、重症化すると、痙攣を引き起こして死亡することもあります。

果実の成分が皮膚に触れるだけでも、皮膚炎になることもあるので、大きく生育してからの駆除は、大変になります。

夏だけでなく、秋でもお花が咲くんです。危険な「果実」ができるんです!

夏だけでなく、秋でもお花が咲くんです。危険な「果実」ができるんです!

花咲く季節は、6月~10月です。この植物は適応力が大変高く、どこにでも生えてきます。生命力、繁殖力も優れた植物のため、雨水のみでスクスク育ち、炎天下にも負けず、育つことができますよ。

人の背丈を軽く超えるものもありますし、背丈がお子様くらいのものもありますよ。画像は、空き地の塀を軽く超えた大きな「ヨウシュヤマゴボウ」です。

現在では、日本各地のあらゆる場所に自生するようになっています。

見分け方ですが…その1 茎が赤い!

見分け方ですが…その1 茎が赤い!

茎は上部でよく枝分かれし、赤紫色を帯びた状態になることが多いです。

その2 危険な果実はブルーベリーに似た果実をブドウの房のようにつけます

その2 危険な果実はブルーベリーに似た果実をブドウの房のようにつけます

花後に、このような果実をつけたら、間違いなく「ヨウシュヤマゴボウ」です。美味しそうなのが、厄介なんです。

その3 お花がとても特徴的です。白い花です

その3 お花がとても特徴的です。白い花です

この植物が厄介なのは、環境によってはとても小さな状態の時にでも花を咲かせることです。

このような白い花が咲いていたら、間違いなく「ヨウシュヤマゴボウ」です。

その4 葉っぱが楕円形です

その4 葉っぱが楕円形です

葉は無毛で、丈夫そうなかんじの葉で、楕円形です(互生する単葉)。

空き地の「ヨウシュヤマゴボウ」です

空き地の「ヨウシュヤマゴボウ」です

なんだか、赤紫の茎が気持ち悪いですよね。女の妖怪のようです。

このように、小さい状態でも果実をつけますので、お子様やペットが口にしてしまうこともあるのです。

このような白いお花を見たら、すぐに駆除された方が良いですよ。

9月一週目撮影です。

9月一週目撮影です。

お花が咲いていますよ。

すぐ、そこにも生えていましたよ。

すぐ、そこにも生えていましたよ。

こちらは、果実ができはじめていますよ。

このような雑草が生えてきたら、すぐに抜いてくださいね!

このような雑草が生えてきたら、すぐに抜いてくださいね!

抜いても、自生した場所から、またしぶとく生えてくることも多いので、早めが良いですよー!街のお子様やペットがひどい目にあわない為に、駆除した方が良い雑草です。

早めの対策は、悲報を呼ばないことにもつながります。
こちらの情報が誰かの助けになりますように…。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

どこにでも自生して、環境によってはペットが届く背丈が低い状態でも、果実を実らせます。毒性が強い植物なので、見かけたら小さいうちに駆除する方が良いと思います。


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