イネ科メヒシバ属の一年草の植物です。「オヒシバ」という似た特徴をもつ雑草があるのですが、オヒシバに比べると、穂がしなやかで細く、ソフトな感じなのでメヒシバと名付けられたそうです。
身近にごく普通に見られるイネ科の植物なのですが、根元の細い茎は、地表を這い、大繁殖する、手ごわく強い雑草としても知られています。
立ち上がった茎の先に、細い穂を数本、花火のように八方に放射状に広げます。
この部分に、7月ごろから花が咲き始め、11月ごろまで咲き続けます。
花言葉がついているのも不思議な位、地味めな雑草ですね。
鉢の中で、1本でも見つけたら、すぐに駆除しないと、わさわさと増殖しますよ。
なんでも、メヒシバの細かい根は、近くに生えたメヒシバの根と絡まり合うことで、抜けにくくなっているんです。
だから、引き抜こうとしても、途中で切れてしまって、地上部のみしか駆除できません。根があると、またそこから生えてくるので、ガーデニングをしている人には大変やっかいな植物。
そのしなやかさと強さから、雑草界の女王とも呼ばれている雑草です。
メヒシバは、暑さや寒さ、さらには乾燥や湿度にも強く、そのため、分布地は北海道から沖縄まで見られ、どこでも自生できる雑草だそうです。
たとえ枯れても、その場をほかの植物などに邪魔されず、子孫を残す仕組み(アレロパシーという物質がでる)があるそうですよ。とてもしつこい雑草なんです。
1本でも見かけたら、早めに駆除しないと、こんなふうに生い茂ってしまいます。
放置しておくと、厄介な雑草が存在します。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•とてもしつこい雑草です。どこにでも自生する雑草なので、どこでも見ることができますよ。
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