原産地は、熱帯アメリカのクマツヅラ科デュランタ属の多年生植物です(低花木・常緑樹)。
明治中期に観賞用として渡来し、以後、沖縄などの暖地では、庭木や生け垣などに用いられるポピュラーな植物です。
「デュランタ」は、夏にふさわしい涼し気な色合いのかわいい花を咲かせます。その中でも藤紫色のお花を咲かせる「タカラヅカ」は、人気の高い品種で、温度が13度以上あれば1年中お花を咲かせてくれます。
「デュランタ」は、熱帯アメリカ原産なので、耐寒温度は5℃といわれていて、耐寒性がありませんが、「タカラズカ」は、比較的寒さに強い特徴があります。
開花時期は、6月から9月です。夏から秋にかけ紫色の花を咲かせるデュランタは、暖地では、1年中お花を楽しめ、道行く人を癒してくれています。
「独りよがり」以外の「あなたを見守る」「歓迎」「目をひく容姿」などの意味あいは、可愛いお花にぴったりな花言葉ですねー!
ただ、「独りよがり」なんて花言葉もあるので、プレゼントには向かないお花なのかもしれませんね。
実は、あまり知られていないのですが、「デュランタの葉や果実」には「毒」があります。
とても美味しそうな、黄色からオレンジのお色で、直径5~7mmほどのナンテンにも似た果実をつけます。子どもやペットなどが誤って食べないよう注意しましょう。
鳥には無毒なのですが(好んで食べます)、子どもや動物(犬や猫)が誤って食べると、悲劇を呼んでしまうことになりかねません。
冬越しの際は、株元に腐葉土や藁を敷き、根を守ると良いとのことです(土が凍結すると根まで完全に枯れる)。
冬場は株が休眠状態になり、春になるとまた芽吹いてくれるようです。休眠時期は、水も肥料もいらないので、手間がかからず良いですよね。
国や地域によっては、侵略種とみなされています。
「デュランタ」は、一度しっかり根づいたら、か弱いと心配しなくても良い、とても強い植物なのかもしれませんね。
調べましたら、暑い夏場に涼し気な可愛いお花を咲かせる植物「デュランタ」は、素敵な面と怖い面もある植物であるということが分かりました。
植物は、その場から動けないから、「毒」を持つものも多いですね。
大切なお子様やペットが口にしないように、気をつけてあげてくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•真夏の炎天下でも、へこたれず、涼し気で魅惑的なお花を開花させ続ける「デュランタ」。
花言葉は「歓迎」「目をひく容姿」「あなたを見守る」など、とてもフレンドリーで素敵な意味合いを含んでいますが、その一方「独りよがり」というネガティブな花言葉もあり、葉や実には「毒」があり、侵略種扱いされる場合もあります。
このことを分かったうえで、素敵なお花を楽しんでくださいね。
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