「スベリヒユ」は「スベリヒユ科スベリヒユ属」の一年草です。
スベリヒユは、地面を這うように広がっていく植物で、非常に乾燥に強い性質を持っています。
どこにでも自生し、あっという間に大きくなってしまう強健な雑草です。
葉も茎も肉質で、葉はへら状で光沢があります。大きくなってくると、茎は赤い色になります。
実は、畑の雑草として知られる身近な野草でありながら、独特のぬめりと酸味がある強壮食品で、栄養価が高いともいわれ、食用として用いられたりするそうです。
いざという時に、役立つ雑草なんです。
なんでも、お花は7~9月ごろに咲かせ、地味な小さな黄色い花で、1つの茎に1輪しか咲かせないとのこと。花を咲かせるなんて、知らなかったですよっ!
知っている人って、ほとんどいないんじゃないですか?
どうして見たことがないかというと、「スベリヒユ」の花は、午前中の短い時間だけしか咲かないからだというんです。しかも、小さなお花をほんの少しだけ咲かせるんですって!
どんな花なのか、実際に見てみたくて・・・、暑いんですが、ちょっとスベリヒユのお花を探しにいってきましたよ。
「スベリヒユ」の開花時期は、7~9月頃なんですって。
こんな可愛い、小さな花を咲かせるんです。
ほんとに小さいし、お花が少ないですよね。
これでは咲いていても気が付かないですよね。
撮影は、8月の3週目に入ったばかりの午前中の10時過ぎです。
炎天下でも、へこたれず強健な雑草です。
このスベリヒユの株は、アフロのようにもさもさしていますよ。
真夏の炎天下でも、可愛く「無邪気」に咲いて、わさわさとアフロへアのように広がり増えるところが、「暴れん坊」なのでしょうね。
ぴったりな花言葉です。
このお花の花言葉をつけた方も、遠い昔にこうしてこのお花をながめていたんですね。人の持つ感性はそれぞれ違うものだけど、素敵だなー!って思う感情と、嫌悪感って、だいたいは皆一緒なのかもしれませんね。
葉っぱは、お水ももらってなくて、葉も汚くなっているけど、お花は咲いたばかりなので、輝いて見えますねー!
実は、園芸種で人気の「ポーチュラカ」は、和名は「ハナスベリヒユ」と言い、スベリヒユを観賞用として改良させて誕生させた植物なんです。
こちらは華やかですね。たくさん花が咲いて、お花も「スベリヒユ」に比べると、ずいぶん大きいですよね。お花の色も黄色だけでなく、鮮やかで多彩なお色が楽しめます。
どこにでも生えている雑草だと思いますので、記事を見て興味を持たれた方は、お花を探してみてくださいね。
どこにでも生えていますが、いろんな場所で同じ位の時間に自生している「スベリヒユ」を比較してみましたが、開花していたのは、この場所の「スベリヒユ」の株達だけでした。
(この場所は、日当たりの良い場所でした)
なので、「スベリヒユ」のお花が見られるのも、ご縁しだいかな?
見られたら、ラッキーだと思います。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•「スベリヒユ」のお花は、とても小さくて、しゃがみこまないと肉眼では探しづらいと思います。
その際は、自動車や自転車などに、ひかれないようにしてくださいね(自生している場所によります)。
空き地などでは、虫よけスプレー必須ですよ。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます