夏らしい雰囲気を感じさせる、どなたにも馴染み深い花。開花時期は7月中旬~10月上旬。
小学校の頃に、学校で育てたことがあるかたも多い「朝顔」。
観賞用として愛されている人気のお花です。
「種」が微量でも、下痢、腹痛、嘔吐を引きおこすので注意が必要ですよ。
ヒルガオ科ヒルガオ属の「昼顔」です。野原や空地に絡むつる性の多年草で、花期は、5~8月です。朝から花を咲かせてしぼまず、昼間も咲き続け、夕方にしぼみます。
若葉や若芽をお浸しとして食べる方も稀にいますが、「昼顔」は毒草です。全草に毒を含みます。中毒症状は、腹痛、下痢種などで、種には幻覚作用を持つ物質も含むそうです。
ピンク色のお花で、何処か憎めない、とても可愛いお花ですね。
ナス科チョウセンアサガオ属に分類される一年草です。ダチュラは観賞用として流通されています。観賞用とされてきたチョウセンアサガオやアメリカチョウセンアサガオといった品種が、街中や公園で野生化している姿がよく見られます。
日本には江戸時代に薬用植物(全身麻酔・鎮静麻酔薬)として渡来したようです。花も実も茎も葉っぱにもアルカロイド毒が含まれていています。ひどい幻覚症状、瞳孔散、意識混濁、麻痺、頻脈ほか、大量に摂取すれば、命の危険もあります。
白い朝顔と非常に似ていますが、葉が違いますし、花の大きさもこちらの方が大きいですよ。
本当に恐ろしい植物ですので、お子様がいらっしゃる方は覚えておいて、この植物が自生している場所では遊ばせない方が良いと思います。ちなみに、こちらが自生しているのは小さな公園なんです。恐ろしい植物が自生していても、注意書きなどは特にありません。
この植物は、他の毒草の中でも、とびきり恐ろしい毒草ですが、観賞用として流通もしています。知らないと悲報を呼ぶことになります。
調べましたら、ネット通販の園芸店などでも、小型にした園芸種のダチュラのブルー・エンジェルなどが販売されていました。「エンジェル」という名がついているので、可愛いイメージがあると思いますが、毒があるんですよ。
もう一度比べてみると、間違いませんね。こちらは、「朝顔」です。間違わないポイントは、花はすごく似ていますが、葉っぱが違います。
「朝顔」と間違いやすいという切り口で、今回は危険なお花をご紹介させていただきました。知っていれば、危険は回避できますね。
こちらの情報が誰かの助けになりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•お子様が慣れ親しんでいる「朝顔」ですが、「朝顔」に似たお花を咲かせる危険な植物が、ごく普通に道端に自生しています。大人が覚えておいて、お子様に注意を促してあげてくださいね。
•観賞用の植物を園芸店などで購入する際に、自分でも調べて毒がないか確認した方が良いように思います(毒があっても注意書きはない場合がほとんどです)。
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