熱帯アメリカ、熱帯アジア原産の多年草です(日本には、江戸時代渡来)。カンナの園芸品種は「ハナカンナ」とも呼ばれています。なんでも、カンナはコロンブスが新大陸を発見したとき、ヨーロッパに持ち込んだといわれています。コロンブスも、この植物を見て素敵だと思ったんでしょうねー!
派手な色合いと大ぶりの美しい花を咲かせる「カンナ」は、園芸品種(品種改良を重ねたもの)で、今ではたくさんの品種があるそうです。「フレンチカンナ」や「イタリアンカンナ」が代表的。
葉は先が尖った長楕円形で、光沢があり、とても素敵なんです。原産地では、この葉で屋根をふいていたそうですよー!
開花時期は6月から10月。真夏の時期が最盛期。私が昔よく見たものは赤い花だったのですが、黄色いお花もトロピカルな感じでとても綺麗ー!
菖蒲にも似た花姿ですが、寒色系ではなく、花の色は原色の暖色系で、赤、黄色、オレンジ、白、ピンクなどがあるそうですよ。どのお花も、夏場にパッと見て、目を引くお色ですよね。
カンナは日当たりが良い場所に植えるほど、花つきが良くなったりし、また、カンナは暑くなればなるほど、色を増す特徴があるそうです。まさに熱帯の花!日向や暑さを好むのですねー!
なんでも、花弁のように見えるのは、花弁化した「雄しべ」なんですってー!そして、「本当の花弁は、ちっちゃくて、目立たないもの」の方なんです。
うーん、なんで、こんな不思議な花を咲かせるんでしょうね。
日本の酷暑の中でも、こんなに元気にもりもりに生育していて、元気もらえちゃいます。
この球形の部分は、マッチ棒のような形で、確かもぎとれるんです。もう少し黒褐色の状態になったものです。子どもの頃、触ったり眺めたりしたことあったような(おぼろげな記憶)。
咲き終わった花が、枯れて茶色くこびりついていますよね。これがこの植物の難点かな。取り除く手間は、かかりそうですね。
鮮やかな花と綺麗な緑の葉を持ち、夏らしいトロピカルな雰囲気です。夏の花壇を彩るのにもぴったりな植物です。
夏場に、よく見かける植物(不思議もいっぱい)なので、夏休みの自由研究のテーマにも選んでみても良いのではないでしょうか?
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
高温多湿にも強いそうで、花の少ない夏の時期に観賞用に育てるのに適していますね。熱帯地域の植物らしい色鮮やかな花を、長い間楽しませてくれます。植えっぱなしでも毎年花を咲かせるのも嬉しいですね。
不思議なことも多い植物ので、夏休みの自由研究のテーマにも向いていそうですよ。
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