ミモレット(Mimolette)は、日本でもとても人気のあるチーズで、私も大好きなセミハードチーズです。
チーズは熟成具合でかなり味が違うので、好みのものを見つけるために食べ比べできるといいですよね。
鮮やかなオレンジが特徴的なチーズでフランス語で「半分柔らかい」を意味する「mi-mollet(ミ・モレ)」から来た名前だそうです。
ミモレットの熟成具合で呼び名があるのですが、今回たまたま熟成が浅いものと長いものどちらも変えたので比べてみました。
ジュンヌ(jeune):熟成2~6か月
〇ドゥミ・ヴィエイユ(demi vieille):熟成6~12か月
ヴィエイユ(vieille):熟成12~18か月
〇エクストラ・ヴィエイユ(extra vieille):熟成18~24か月
オレンジ色は、アナトー色素(ベニノキの種子から抽出した天然の色素)によって着色して作るそうで、表面に「シロン(Ciron)」というコナダニを繁殖させて熟成させます。
これを聞いたときすごく衝撃でしたw
ダニですからねw
ダニの一種であるコナダニは、チーズの外皮を食べ無数の窪みを造り、表皮の表面積を増やし水分コントロールをすることでチーズの硬く締まった生地を形成するそうです。
また、コナダニはカビを餌にするので、カビによる脂肪の分解を防ぎ、特有の香味成分を分泌し風味を複雑にする役割も果たしているんですって!
なので、この白っぽい部分は食べずに捨てますよ。
食べる分だけ小分けにしてこんな風に保存します。
チーズはにおいがきついものもあるので、真空シールすると冷蔵庫や冷凍庫も臭くならずにすみますよ★
乾燥や、霜もつかないので、長期保存にぴったりです。
真空シール機が大好きすぎて研究し、使い方レッスンまでしてるんですが、真空シール機の性能ももちろん大事ですが、保存する袋の素材もとっても大切です。
また、ランニングコストを考えると業務用の袋が使える機種がおすすめ!
もし迷ったらぜひHPやインスタグラムを参考にしてね★
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味の違いとしては、6か月物は触感もしっとりしていて癖もなく食べやすいセミハードチーズです。わたしはこちらのほうが好みかなー?!
19か月物は、ハード系のチーズで削って使ったり、小さ目に割って楽しむのによい感じです。ただ、ちょっと癖は強く、ナッツのような風味が強くなっています。
どちらもそのまま楽しむだけじゃなく、サラダやパスタに削って楽しむのもおいしいチーズです。
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