ネムノキは、マメ科ネムノキ亜科の落葉高木。6~10mになるそうで、葉は大きめです(偶数羽状複葉)。枝は横に広がる特徴があるそうです。
この葉は、夜に閉じる特徴があります。
オジギソウの「アルカロイド」という成分は毒性があります(薬効もあるといわれていますが)、小さなお子様やペットのいる家庭では、注意が必要です。口にすると危険です(触るだけなら、大丈夫ですよ)。
オオクモヘリカメムシ(大型のカメムシ)が好むため(食草)、葉によくついていることで知られています。食草としているので、ネムノキを探すと、葉の上で見つけることができます。
刺激を受けると、悪臭を発するのはカメムシの特徴ですが、このオオクモヘリカメムシの匂いは非常に強く、日本で普通に見ることのできるカメムシの中で、最も臭いカメムシなんですって。
最強に臭い昆虫が好む植物だなんて、知らない人も多いんじゃないでしょうか?
密閉されたビンにカメムシを入れて刺激を与えてみると、悪臭を放ちますが、カメムシは、自分が放った悪臭で失神したり、最悪の場合は死んでしまうこともあるそうです。
それくらい強烈な臭いなんですよ。
日本のカメムシ界の悪臭数値ランキングトップといわれる「オオクモヘリカメムシ」!知らずに触ったら…、考えただけで恐ろしいです。
植物に触れると、このような危険もあるのですね。
どちらも、ピンク色の丸い形のお花で似ているんですが、実は「トゲ」があることも共通点らしいです。
オジギソウの場合は、大きくなると「トゲ」が、目立ってくるそうです。
開花時期は、6月から7月で、小枝の先から花柄を出して、にぎやかに、長いピンク色のお花(おしべ)を開花させていきますよ。なんだか花火のようですね。こちらの画像は7月の2週目に撮影したものです。お昼すぎだと、このようにしぼんだ状態になってしまいます。お花は夕方に開き、翌日にはしぼむそうです。これから咲こうとするお花が、たくさんありますねー!
暑い時期に、涼しげで幻想的なピンクのお花をたくさん開花させてくれる素晴らしいお花ですね。まさに「歓喜」!花言葉の「歓喜」は、ネムノキにぴったりな花言葉ですね。
夜の7時に通りかかって、撮影してみましたよ。
香りは、強めで、とても印象的な良い香りでした。
夜に7時でも、まだ、薄暗いかんじで、暗くはなっていなかったのですが、葉はすべて閉じていましたよ。トゲは、なかったですね。→このねむの木はまだ、小さいからなのかな?(他のネムノキと、出会ったら、トゲを観察してみよう。)
大人の私でも、観察するのが、楽しいので、夏休みの自由研究などにも向いていると思いますよ。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・夕方から素晴らしいお花を開花させます。花言葉も素敵ですね。
・ネムノキに高確率でいるオオクモヘリカメムシを触ってしまうと、臭いが特別強く、悲報を呼ぶことになります。ご注意くださいね、危険ですよー!
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