【7月道端のネムノキ】花言葉は「歓喜」「胸のときめき」♡危険もありー!最強に臭いカメムシの食草なの?

【7月道端のネムノキ】花言葉は「歓喜」「胸のときめき」♡危険もありー!最強に臭いカメムシの食草なの?
投稿日: 2023年7月16日 更新日: 2023年7月17日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
道端の「ネムノキ」が気になり、調べましたら、知らないことがたくさんあって面白かったので、皆さんにもプチッと、まとめてご紹介させていただきますねー!

では、いってみよう~♪

こちらの植物は「ネムノキ(合歓の木)」です

こちらの植物は「ネムノキ(合歓の木)」です

ネムノキは、マメ科ネムノキ亜科の落葉高木。6~10mになるそうで、葉は大きめです(偶数羽状複葉)。枝は横に広がる特徴があるそうです。

この葉は、夜に閉じる特徴があります。

調べたところ、「ネムノキ」は「毒」の情報なし。一方、「オジギソウ」は「毒あり」。

調べたところ、「ネムノキ」は「毒」の情報なし。一方、「オジギソウ」は「毒あり」。

オジギソウの「アルカロイド」という成分は毒性があります(薬効もあるといわれていますが)、小さなお子様やペットのいる家庭では、注意が必要です。口にすると危険です(触るだけなら、大丈夫ですよ)。

「ネムノキ」は触っても、オジギソウのように閉じません。

「ネムノキ」は触っても、オジギソウのように閉じません。

最強に臭い昆虫が、この葉を食草としています。高確率で出会ってしまうそう。

最強に臭い昆虫が、この葉を食草としています。高確率で出会ってしまうそう。

オオクモヘリカメムシ(大型のカメムシ)が好むため(食草)、葉によくついていることで知られています。食草としているので、ネムノキを探すと、葉の上で見つけることができます。

刺激を受けると、悪臭を発するのはカメムシの特徴ですが、このオオクモヘリカメムシの匂いは非常に強く、日本で普通に見ることのできるカメムシの中で、最も臭いカメムシなんですって。

最強に臭い昆虫が好む植物だなんて、知らない人も多いんじゃないでしょうか?

密閉されたビンにカメムシを入れて刺激を与えてみると、悪臭を放ちますが、カメムシは、自分が放った悪臭で失神したり、最悪の場合は死んでしまうこともあるそうです。

それくらい強烈な臭いなんですよ。

日本のカメムシ界の悪臭数値ランキングトップといわれる「オオクモヘリカメムシ」!知らずに触ったら…、考えただけで恐ろしいです。

植物に触れると、このような危険もあるのですね。

オジギソウの花にも、少し似ていますね。

オジギソウの花にも、少し似ていますね。

どちらも、ピンク色の丸い形のお花で似ているんですが、実は「トゲ」があることも共通点らしいです。

オジギソウの場合は、大きくなると「トゲ」が、目立ってくるそうです。

花言葉は「歓喜」「胸のときめき」。夫婦円満の象徴ともされています。

花言葉は「歓喜」「胸のときめき」。夫婦円満の象徴ともされています。

開花時期は、6月から7月で、小枝の先から花柄を出して、にぎやかに、長いピンク色のお花(おしべ)を開花させていきますよ。なんだか花火のようですね。こちらの画像は7月の2週目に撮影したものです。お昼すぎだと、このようにしぼんだ状態になってしまいます。お花は夕方に開き、翌日にはしぼむそうです。これから咲こうとするお花が、たくさんありますねー!

香りは桃にも似た、甘い濃厚な香りです。

香りは桃にも似た、甘い濃厚な香りです。

暑い時期に、涼しげで幻想的なピンクのお花をたくさん開花させてくれる素晴らしいお花ですね。まさに「歓喜」!花言葉の「歓喜」は、ネムノキにぴったりな花言葉ですね。

夜の7時に通りかかって、撮影してみましたよ。
香りは、強めで、とても印象的な良い香りでした。

薄暗くなると、葉を閉じます。

薄暗くなると、葉を閉じます。

夜に7時でも、まだ、薄暗いかんじで、暗くはなっていなかったのですが、葉はすべて閉じていましたよ。トゲは、なかったですね。→このねむの木はまだ、小さいからなのかな?(他のネムノキと、出会ったら、トゲを観察してみよう。)

大人の私でも、観察するのが、楽しいので、夏休みの自由研究などにも向いていると思いますよ。

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

・夕方から素晴らしいお花を開花させます。花言葉も素敵ですね。
・ネムノキに高確率でいるオオクモヘリカメムシを触ってしまうと、臭いが特別強く、悲報を呼ぶことになります。ご注意くださいね、危険ですよー!


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