ニオイバンマツリは主に南アメリカに自生する常緑低木で、高さは1.5mから3m程にまで成長します。
楕円形の葉には特に毛や突起がなく緑色をしています。
花は咲き進むにつれ紫から白に変化し、ジャスミンのような芳香は夜間により強くなり、数個から数十個の花を春から秋にかけて咲かせます。
約1cm程度の緑色の実には有毒成分が含まれ食用には適さないため、ペットや小さなお子さんのいるご家庭では誤食に十分注意してください。
バンマツリ属は世界に約50種あり、南アメリカの熱帯に分布し、複雑で分類は難しいです。
日本で一番親しまれているニオイバンマツリは「ブルンフェルシア」と呼ぶこともあります。
「アメリカバンマツリ」は西インド諸島原産でニオイバンマツリより大きな花を咲かせ、夜間のみ香り白から淡い黄色に変化するのが特徴です。
香りが少ない「バンマツリ」や大きな花が咲く「オオバンマツリ」もありますが、判断が難しいことがほとんどです。
「浮気な人」「夢の名」「幸運」「熱心」。
ニオイバンマツリは日当たりと風通しの良い場所を選び、土をよく耕して根が伸びやすい状態にすることがポイントです。
植え付けは4月から6月が適期で、ポットから根を傷つけずに取り出し、腐葉土や堆肥に赤玉を混ぜた土に植えます。
生育期は土の表面が乾いたら水を与え、春から秋の生長期に緩効性化成肥料を置き肥しましょう。
剪定は開花後の7月中旬〜下旬ごろに行うと美しいシルエットに仕立てられ、冬越し前の強剪定は花芽を切り落とし翌年花が咲かなくなるため注意が必要です。
夏場はアブラムシやカイガラムシに注意してください。
この2つの虫の排泄物にカビが発生すると「すす病」を併発します。
すす病は植物に寄生する病原菌ではなく、いわば汚れが付着しているような状態のことを言い、内部には侵入しません。
しかし粘り気のある黒いススで覆われたようになるため見た目がよくなく、アブラムシやカイガラムシを発生させない・退治することが根本的な対策となります。
ニオイバンマツリは庭植えはもちろん、鉢植えでトピアリーにするのもおすすめです。
花と香りの変化が楽しめる香り豊かな植物をぜひ、お家のシンボルツリーにしてみませんか?
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:ジャスミンに似た香り「匂蕃茉莉/ニオイバンマツリ/Brunfelsia latifolia」」をご覧ください。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます