露草は、原産地が日本、東アジアのツユクサ科ツユクサ属の一年草植物です。日本にも古くから自生する夏の植物です。ツユクサには似た仲間がありますが、こちらは野生種とは違い、ツユクサの園芸品種です。草丈は50cm位で青色の花の直径は5cmです。
ツユクサはもともと山野草で、山野草を愛する方々からとても人気のある植物だそうです。
別名は蛍草(ホタルグサ)とも呼ばれ、茂った花に、小さくポツリポツリと咲く様子が本当に美しい蛍のようでもあります。
他にも、花の色の特徴や花姿が色々な形に見える事からでしょうか、青花(アオバナ)、月草(ツキクサ)、帽子花(ボウシバナ)、鴨跖草(ツキクサ)とも呼ばれるそうです。
花は小さく、鮮やかな青色の花を咲かすのが特徴です。ツユクサの仲間には、ピンク・紫・白色の花を咲かせるものもあります。
露草の開花時期は、6月から10月で、撮影日は6月の3週目の後半です。
小さいですが、つやっぽく輝くばかりに咲く花姿は非常に美しいです。可憐なこちらのお花は、早朝に咲くと午後にはしぼんでしまう一日花です。花持ち期間も半日程度で極端に短いお花なんです。「万葉集(9首)」にも詠われ、はかなさの象徴とされるものが多いです。
花びらを集めてビニール袋に入れ、花びらをつぶして色遊びができるそうです(水で薄めます)。青い色水にレモン汁を加えると変色を楽しめるようですよ。青い色からピンク色に変わります。
重曹を入れても楽しめ、その場合は青い色から緑色に変わるそうです。
食べる事もできるお花で、「毒」がないので安心して遊べますよね。青花茶として飲用されたり、青色の鮮やかな色素を使って、着物の染め物の原料として用いられることもあるそうです。
葉だけでなく、花も食べられるそうなので、サラダやデザートにエディブルフラワーとして飾っても素敵ですね。
繁殖力が旺盛で、根こそぎ取り去っても、根だけは成長し続けるそうです。駆除しきれない植物としても知られているそうです。
美しい青々とした可愛い葉は、地を這ってみるみる増えて茎を長くのばし茂っていきます。枝分かれする茎の節々からも根を出し、他の植物を覆ってしまいます。よく通る道だったのですが、あっと間に生育旺盛な「ツユクサ」がその場所を占領してしまいましたよ。
でもでも、とても可憐な素敵な花なので、占領されていてもいいかなー♪
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•ツユクサは日本全国さまざまなところに生えています(道路や公園などでも見れます)。湿り気のある場所をよく探してみてくださいね。
•日本古来の野草のツユクサ(露草)は食べられる野草の一種として扱われています。食べられる野草の中では比較的食べやすいそうです。自生している場所により衛生面が心配です。気をつけてくださいね。
•花びらを集めてビニール袋に入れ、花びらをつぶして色遊びができるそうです(水で薄めます)。青い色水にレモン汁を加えると変色を楽しめるようですよ。青い色からピンク色に変わります。
重曹を入れても楽しめ、その場合は青い色から緑色に変わるそうです。夏休みの自由研究などにも、色が変わる様子を実証してみたり、観察した様子を書かれても良いですね。
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