ノウゼンカズラは、中国原産、ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性の植物です。気根を出して、樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす特徴があります。平安時代には、日本に渡来していたとされています。
うっとりするほど、美しいお花ですよね。不思議な花の付き方で、華やかさがあって可愛い!
花期には(夏から秋)、たくさんの花を開花させます(オレンジ、黄、赤などの花色もある)。花が咲いたあとには、エンドウ豆のような実がつくようですよ。
花言葉の「名誉」「名声」「栄光」も、魅惑的なお花にぴったりですよね!
でもでも、気をつけたほうがいいことがあるんです!
植えたくなった方は、少し読んでおいてくださいね。
有毒であるという情報と、無毒であるという情報の両方があるのですが、微量でも毒を含んでいるのは事実なので(ラバコールという成分)、念の為、気をつけておいたほうがいいと思います。
花の汁にふれるとかぶれる、目に入ると炎症をおこす、ノウゼンカズラの花の蜜には、毒が含まれている、との情報もあります、お子様が花を摘んだり、触らないように注意する必要がありますね。とても綺麗な花なので、お花も、お部屋に飾りたくなりますけど、控えましょう。
ノウゼンカズラはとても繁殖力が高く、こぼれ種からも発芽し、どんどん株を広げていく特徴があります。また、こぼれ種だけでなく、地面の下で「地下茎」を旺盛に伸ばし、地下茎は目には見えませんが、庭のすべての土中に広がる可能性もあります。土中で増殖する地下茎から新芽がでて、塀のむこうや、離れた場所にも、株が出来上がってしまうこともあるのです。
茎や幹から気根を出して壁を這って成長する特徴もある為、駆除しようと思った際には、なかなか取れなかったり、跡が残ったりして、結果的に家の外壁を傷つけてしまう恐れがあるんです。
昔の人は、巻き付いて伸びる草木を、縁起が悪いというようで、「ノウゼンカズラを家に植えるのは不吉」と嫌がる方もいるようです(ご年配の方)。
そんな嫌がる方のお家(お隣)に新芽が出てきたら、トラブルにもなるかもしれませんよね。
美しい「ノウゼンカズラ」は、おしとやかではないのです。
とても美しいお花なのですが、もしお家に招きいれる場合にはデメリットも多いので、地植えではなく、鉢植えのほうがよさそうな植物ですね。
梅雨時期にとても美しいお花を見て、癒されました。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・魅惑的なお花を咲かせる「ノウゼンカズラ」。デメリットを知った上で、管理できる方は観賞用として育ててみてもいいかもしれませんね。
・悪い噂の中には、毒の危険性も含まれています。はっきりと毒が人体に影響があるかは分かりませんが、毒の成分は含んでいるので、気を付けたほうがいいでしょう。綺麗な色なので、ままごと遊びなどで、お子様が汁をしぼったりして遊ばないよう、気を付けたほうがいいですね。
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