キダチチョウセンアサガオ属ナス科の属のひとつで、中南米やインド地方が原産の低木または高木です。日本では、エンジェルストランペットという園芸品種名で流通しています。
この木は小さいですが、大きくなったものはたくさん花を咲かせますよ。
私も調べるまでは、危険な植物だなんて知りませんでした。
開花時期は、6~7月又は9~10月頃に咲くものがあるようです。花の色は、ピンク以外にも、橙、白、などのカラーもあります。
花は、夜になると強く香るそうで、コウモリや昆虫を引き寄せるともいわれています。
「キダチチョウセンアサガオ」の花言葉「偽りの魅力」「夢の中」 「あなたを酔わせる」など、夜に香りが強くなったりするし、強い毒があったりするので、怖いものが多いですね。
チョウセンアサガオは上向きに咲きますが、こちらは、下向きに咲きます。
ちなみに、チョウセンアサガオの花言葉は「死へのトランペット」です。
「キダチチョウセンアサガオ」は、江戸時代に日本に渡来しました。
口にすれば錯乱状態に陥ることで知られていた「チョウセンアサガオ」(マンダラゲやキチガイナスビとも呼ばれる)の近縁種でもあり、混同されます。現在は別々の属です。
「キダチチョウセンアサガオ」と「チョウセンアサガオ」のどちらも、危険な毒性を持ちます。
これらの植物を誤って一定以上の量を摂取した場合、おう吐、瞳孔散大、呼吸困難、痙攣、幻覚などの症状が出ます。目に入ると、継続的ではないものの、視力障害をもたらします。
全草に有毒成分を含むので、お手入れの際は手袋をはめる方が良いそうですよ。
家で育てている場合は、子どもやペットが誤って口にしないように気をつけましょう。
果実や蕾、根など、誤認される場合もあり、野菜栽培などの近くに植えるのは避けましょう。
また、美しい花も危険です。ヒルガオの調理法をテレビで見て、類似している「キダチチョウセンアサガオ」の花を誤って調理した主婦が中毒を起こしたこともあります。
身近にある植物なので、皆様もお気をつけくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•お花が美しく園芸品種が観賞用として身近に栽培されることが多いそうです。幻覚を伴う中毒症状もあり、口にすると非常に危険な植物です。実や蕾は「オクラ」似なので、気をつけましょう。お子様やペットがいる方は、特に気をつけてくださいね。
•トロパンアルカロイドという成分が含まれており、摂取すると中毒症状や幻覚、妄想などの症状が現れることがあるため、注意が必要です(事故のきっかけにもなります)。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます