「ネジバナ」は、らせん状に花を咲かせる雑草(野草)で、日当たりがよく、それでいて湿っている場所を好む雑草です。まっすぐに伸びた茎にらせん状に花がつきます。
ピンク色のお花で凄く可愛いですね。
ラン科ネジバナ属の小型の多年草。別名はモジズリ。
スッとした立ち姿は、凛としていて、それでいてふんわりした優しさもあり、エレガント~!!♪
お花が小さいので、撮影が大変なんです。綺麗に撮影できないので、頭につけていたサンバイザーを後ろにあててみたりして撮影してみました。
植物界でも、ランは超個性派集団に入り、そのラン科の中で、珍しい植物ということもあり(野生の小型ラン科植物として)、園芸愛好家から愛されている植物なんです。
根元に集まるように厚めの葉が生えます。「ネジバナ」には、夏葉と冬葉があるそうで、夏葉は冬葉(短くて丸い)の中心から生え、細長く大きな形をしています。
季節が秋になると、今度は、夏葉のわきから冬葉が出てくるそうです。
動物によっては、季節によって体毛が生え変わる動物もいますが、植物にも、そのような季節ごとに切り替えるサイクルがあるとは、意外でしたーー!
この画像の中央の、ほど長い葉で、茎と同じ緑色の葉は、夏葉なんでしょうね。
ピンク色の花は5mmほどと小さく、開花時期は5~9月です。梅雨時によく見られるお花です。
らせん状に花をつける独特な形で、人気が高い雑草(野草)なんですって。
花の色は、ピンクが多く、白色のネジバナもあるそうです。
巻き方はらせん状のものが印象的ですが、中には、右巻きもあれば左巻きもあり、強弱も違っていたり、らせん状にねじれないもの、途中からねじれ方が変わるもの、色々とあるそうです。
ねじりが印象に残りやすく特徴の1つでもあるので、「ねじり草」や「ネジレバナ」とも呼ばれるそうです。
中にはらせん状にならず、一直線に花がついているように見える「ネジバナ」もあるそうです。この「ネジバナ」はすべて夏葉になっていますね。
なんでも、ラン科の植物は、土中の菌と共存して生存しており、「ネジバナ」も、根が菌根となり菌類と共生して生存しています(土中の菌類のバランスが崩れると枯れてしまいます)。
ラン科の植物なので、雑草ですが、気難しい所もあるんですね。枯れると、また同じ場所に生えてくるとは限らないそうですよ。なんとも不思議!ですねーー!。
中から、種子が出てしまっていたのですが、ラッキーなことに、1つだけ発見ーー!
ぎっしり種が入っているんですね♪
「ド根性なネジバナ」も見ることができました。
これは、私の頭の「ネジ」ではありません(笑)・・・
道端に偶然落ちていたんです!!
古びて、錆びたものもあり、こちらも、「ネジ」なだけに、印象的!
ってか、なんで、「ネジ」が道端に落ちているでしょうね。
偶然とはいえ、こちらの「ネジ」も、不思議な発見でした。
ラン科のとても可愛い「ネジバナ」、不思議さがたくさんの植物でした!
道端でもし見かけたら、ねじり方や葉っぱまで、楽しんでみてくださいね。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•人気の高い雑草(野草)の「ネジバナ」の花言葉は「思慕」。だれかを愛おしく思うという意味です。とても、素敵な花言葉ですね。
道端の「ネジバナ」を、大好きな方にそっとプレゼントすると、ドラマのワンシーンのよう(恋愛もの)。
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