トゲチシャはヨーロッパ原産、日本でもほぼ全国で見られる帰化植物です(1949年に北海道で確認されたのが最初)とされています。キク科タンポポ亜科のアキノノゲシ属です。レタスと同じ、キク科です。名前はトゲのあるチシャという意味で、チシャはレタスのことなんです。トゲチシャはレタスと非常に近い植物なんだそうですよ。レタスに近いなんて、思いもしませんでした。びっくりですね。
今では、全世界で見られる雑草で、個体により、1年草になったり、2年草になったりする植物なんだそう。
草丈は、道端などで自生しているものは、100cmくらいで、大きなものでは、2mくらいにもなります。茎の上のほうが細かく枝分かれしています。8~9月に、淡い黄色の花を咲かせます。花が終われば、タンポポのような綿毛を持った種ができるそうです。
茎の下部や葉の縁、葉脈上には、名前どおり、かたい棘があります、個性的なのは、葉の形です。葉身は羽状に深く切れ込みがあります。また、葉の付き方も変わっていて、茎葉の基部にひねりが加わって、葉身が90℃近い垂直についています。
不思議な雑草なので、好奇心をそそり、触れて確かめたくなるお子様やペットがいるかも知れません。棘は痛いので注意です。
一部の地域では、 トゲチシャの若い葉を食べたり、民間療法に使用したりもしたそうですが、毒性は低いものの、こちらの植物は有毒植物ということで危険です。食べないように呼び掛ける声もある為、好奇心から食べたりしないでくださいね。ペットなども臭いを嗅いだとき、棘で怪我をするかもしれないので気をつけてくださいね。お家の鉢や庭などに生えた場合は、大きくなるので、早めに抜いたほうが良いですね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・道端の雑草が野菜のレタスにつながっているとは驚きでしたよ。この植物には仲間もいて、葉の切れ込みが少ないものをマルバトゲチシャと呼ぶこともあるそうです。
・除草するときは雑草のトゲに要注意!身近に自生しているので、お子様やペットも要注意です。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます