【6月紫陽花に潜む危険】ペット、人も注意!梅雨の風物詩「カタツムリ」に潜む危険?超危険な寄生虫とは?

【6月紫陽花に潜む危険】ペット、人も注意!梅雨の風物詩「カタツムリ」に潜む危険?超危険な寄生虫とは?
投稿日: 2023年6月2日 更新日: 2023年6月2日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
街中では、紫陽花が綺麗に咲き誇っています。今日はそんな紫陽花と仲良しの「かたつむり」にまつわる危険をプチっとお話させていただきたいと思います。

では、いってみよう~♪

「カタツムリ」には危険な寄生虫がいる可能性ありなんですよ!

「カタツムリ」には危険な寄生虫がいる可能性ありなんですよ!

危険な寄生虫の名前は「広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)」と言います。

紫陽花にいるかたつむりのすべてではないのですが、この寄生虫が寄生している場合があるんです。「広東住血線虫」は、主にネズミを終宿主としていますが、カタツムリ(ナメクジ)も宿主としています。

寄生されたネズミの糞には「広東住血線虫」の卵が含まれていて、この糞を食べたカタツムリやナメクジに寄生します(ネズミが寄生されたカタツムリを食べ、ネズミが感染することも)。感染したネズミが船舶の積み荷などと一緒に運ばれ、分布が拡大するようです。

ドブネズミだけでなく、犬にも人にも寄生します

ドブネズミだけでなく、犬にも人にも寄生します

ヒトや家畜が感染すると、この寄生虫は体内移行を行い、幼若成虫にまで発育します。犬がカタツムリを食べても、感染する可能性がありますし、また、広東住血線虫はカタツムリの分泌液に潜んでいることがあるため、この分泌液に触るだけでも感染する恐れがあるので大変危険なんです。

もし「広東住血線虫」犬の体内に侵入したとすれば、体中へ移動します(血管や神経、脳など)、最悪の場合は、死んでしまう場合もあるんです。

人間にも寄生する可能性があるそうですので、紫陽花にいるカタツムリを触った後は、必ず石鹸で手を綺麗に洗いましょう。紫陽花にカタツムリがいる場合は、紫陽花の葉にも分泌物がついている場合も考えられます。紫陽花のお手入れの際も、注意した方が良いですね。

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

「広東住血線虫」は、カタツムリを宿主としています。「広東住血線虫」に犬や人が寄生されたら大変です。カタツムリの分泌液に触るだけでも感染する恐れがあるので、お外で遊んでお家に帰ったら、お子様は必ず手を綺麗に洗うようにしてくださいね。ペットも、かたつむりと接触するかもしれません。かたつむりを舐めたりしないように気をつけてあげてくださいね。重篤例では昏睡に陥ったり、死亡する場合もあるそうです。


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