春から秋(3月下旬から10月中旬ごろ)にかけて、可憐な花を咲かせるナデシコ。学名を「ダイアンサス(神の花)」といい、和名は「撫でたくなるほどかわいらしい」という意味あいから「撫子」と名付けられています。
撮影場所は、動物園の花壇なのですが、開花時期が幅広いからこそ、このように花壇のすべての花が、咲き誇っているのを見ることができたんですね。
撫子は、品種がとても多く、色も花姿も様々です。どのお花もこじんまりとしていて、とっても可愛いお花です。撫子という和名の由来の「撫でたくなるほどかわいらしい」は、可愛い撫子のイメージにぴったりです。
万葉集では桔梗や萩などと共に「秋の七草」として謳われているそうですよ。
そのナデシコは、日本原産のカワラナデシコ(河原撫子)という品種で、昔から日本人になじみのある花だそうです。
別名を「大和撫子」と呼ぶそうです。近年、昔ながらのお花である「カワラナデシコ」は、徐々に自生している姿が減ってきていて、見かけられなくなってきたようです。花びらは5枚で、先が深く細かく裂けているのが特徴です。
ナデシコは、名前の通り奥ゆかしくて、芯の強さを内に秘めた愛らしい美しいお花ですね。
ナデシコの花言葉は、ピンクは「純愛」。赤は「純粋で燃えるような愛」「大胆」。白は「器用」と「才能」です。
「大胆」というのは、西洋の赤い「ナデシコ」から付けられたそうですよ。
花言葉は、ナデシコにかかわらず、日本と海外では、お花から受け取るイメージが違っていたりして面白いですね。
ナデシコの仲間は、世界に300種ほども分布しているので、日本のナデシコと海外のナデシコのイメージが違ってくるのは、仕方ないのかもしれませんね。
ナデシコのテルスター系の品種(多年草)は、寒さには強く、ナデシコは暑さに弱いとは言いますが、その中では暑さに強い方で、夏越えは難しくありません。
病気や害虫にも強く、育て方も簡単だそうですよ。花もちが良いのが嬉しいですね。
こちらのお花が気に入った方は、育ててみてはいかがでしょうか?
動物園の花壇に植えられるお花は、たくさんのお花の中でも選りすぐりの丈夫で素敵なお花なのですね。調べて良く分かりました。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ナデシコのお花は、品種がとても多いのですが、その中の日本原産のカワラナデシコ(河原撫子)別名「大和撫子」は、減少傾向にあるそうです。
動物園の花壇で咲き誇っていたナデシコは、テルスター系のナデシコでした。
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