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【5月の厄介な生物】コンクリートにいる、キモイ!赤い虫の正体にビックリ!愛用のクリームと繋がりが!

【5月の厄介な生物】コンクリートにいる、キモイ!赤い虫の正体にビックリ!愛用のクリームと繋がりが!
投稿日: 2023年5月28日 更新日: 2023年6月2日
閲覧数: 52,102
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大阪在住の料理愛好家。日常の小さな喜び(宝物)を大切にしながら暮ら...
コンクリート壁や高温の場所に、最近よく見られるようになった、不快な赤い虫を調べましたら、よりたくさんのことを知ることができ、とても面白かったので、皆様にもご紹介させていただきますね。

では、いってみよう~♪

小さな赤い虫、気になりますよね。赤いんで「毒」がありそうです。

小さな赤い虫、気になりますよね。赤いんで「毒」がありそうです。

お家のコンクリート製のベランダや、ブロック塀、アスファルト道路、ビルの屋上や外壁、学校のプール、海に行った際に、コンクリート製の土手などによく出る、とても小さな虫です。1匹ではなく、たくさん、出没することが多いのが特徴です。

我が家も、晴天の日に、ベランダに布団を干そうとしたら、この赤い虫を発見したことがあります。昔のことですが、今でも覚えています。赤いんで、毒でもあるのか!!って、そして、はじめて見る得体の知れない生き物だったので、衝撃的でしたーー!!はっきりいって、キモイです。

この生き物は「カベアナタカラダニ」です。漢字で「壁穴宝壁蝨」と書きます。

この生き物は「カベアナタカラダニ」です。漢字で「壁穴宝壁蝨」と書きます。

大きく拡大したように、作ってみたんですが、この生き物は、1ミリほどの小さくて赤い虫なんです。

名前の由来は、建物の「壁」にいることからついたそうですよ。赤いんで「毒」があったり、人や動物を刺したりするのかな?と心配になりますが、その心配はなさそうです。

この虫は、「ダニ」なのですが、食べるものは「花粉」なんです。
花や草にも、害を与える事はないそうですよ。

春先に幼虫が出てきて、5~6月に成虫になります。1年に1回、5~6月くらいにしか見かけることはありません(3月頃でも出てくることもあるそうです)。

「高温に強い」のは、「体が赤い」のに秘密が隠されています!!

「高温に強い」のは、「体が赤い」のに秘密が隠されています!!

暑い日に陽の当たる場所で見かけることも多いこの虫ですが、かなり高温のベランダなどでも、死ぬことなく、元気に生き延びられるのは、実は、赤い姿に秘密があるんです。

なんでも、このダニの赤い色素には、美容に良いとされる、抗酸化作用を持つカロテノイドの一種である「アスタキサンチン」が60%、「3-ヒドロキシエキネノン」が38%を占めていたそうです

大量の抗酸化色素が体の赤い部分なんです。高濃度の抗酸化色素は、紫外線や高温から体を守る作用があるとされています。これにはビックリです。
不快に思う赤色は、実は生き延びるための生存戦略の1つだったのですね。

長年愛用の赤い「アスタキサンチン」入りのクリーム愛用中です。

長年愛用の赤い「アスタキサンチン」入りのクリーム愛用中です。

そういえば、私が長年、愛用しているクリームにも、カロテノイドの一種の「アスタキサンチン」の成分配合です。
美容にも良いとされる「アスタキサンチン」。やっぱり凄いのかも♪

「アスタキサンチン」は、エビ・カニ・サケなどにも含まれる、赤色の天然色素です。ビタミンCの6000倍とも言われる抗酸化作用 があるそうです(眼の老化を予防し、眼精疲労や疲れ目を改善する効果も期待できるそうですよ)。なんと、この虫は、エビやカニなどの小型の節足動物のよりも、含有量が多いそうですよ(体全体赤いですものね)。

キモイと言っていないで、研究すれば、赤い色素で、若さが維持できたり、着色に使用したり、色々と活用できそうな生き物ですね。

こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。

コツ・ポイント

・つぶしたりして赤い色が服につくとなかなか取れないそうです、お気をつけくださいね。


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