「イソトマ」は、オーストラリアやニュージーランド、地中海沿岸、オーストラリア、アフリカ、アメリカなどに生息する、キキョウ科の植物です。日本へ導入されたのは、昭和38年に、京都府立植物園が最初です。花つきが大変良い園芸品種です。
星型の花がかわいらしいイソトマ。涼しげで可愛いお花をつけるこの植物は、実は有毒なんです。葉や茎から出る白い液体には、アルカロイド系の有毒成分で、皮膚に触れるとかぶれたり、目に入ると失明する恐れもあるんですって(汁が目に入ってしまった児童が、救急車に運ばれた事件もあり)。こんな可憐な花に毒があるなんて、思いもしなかったので、びっくりです。
また皮膚が弱いとかぶれたりもするそうです。茎を切ると白い液体が出てきます。そこにイソトミンは含まれています。
開花時期は5月〜7月、9月〜10月が花つきが良く、長い間お花を楽しむことができるのが特徴です。
青い星型の美しい花が咲くイソトマ!有毒であることに由来して「猛毒、強烈な誘惑」の花言葉が付いたそうです。寒さには弱いため冬には枯れてしまうそうですよ。
青いお花が涼しげで、とても気に入っていたので、残念です。
怖いことばかり書きましたが、園芸品種として流通している植物で、街でもチラホラ、よく見かけるお花です。鑑賞するだけなら危なくはないので、取り扱いに注意して楽しんでみてくださいね。花言葉は怖すぎるので、プレゼントには向きませんね。
意外に知らない人も多いと思うので、ご紹介させていただきました。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・花柄をそのままにしておくと次々と種が出来るそうです。種を採らない場合は、花が終わったら付け根の部分で切り取って下さい。その際は、白い液に毒がありますので、注意してください。目に入ると失明の恐れがあるようです。茎や葉から出る乳液は毒性があるので、病害虫の発生はほとんどありません。
・お子様やペットがいるかたは、注意してくださいね。
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