キョウチクトウは、キョウチクトウ科キョウチクトウ属で、18世紀に中国から日本へ伝わってきたとされる常緑低木です。
開花期は、6~9月、花の色は、白、赤、ピンク、黄などがあります。ピンクと白のキョウチクトウは、私の生活圏内でも見かけることができます。夾竹桃の樹高は4~5mと見上げるほどです、フリル状で少しひねったような、可憐な花を咲かせます。
葉が特徴的で、光沢があり、長楕円形で先が尖っています。
薄く堅い葉で、一度覚えると、次から見分けがつくと思いますよ。
強い毒性があることに由来して「油断大敵」「危険な愛」など、怖い花言葉がつけられました。
熱さや寒さにも強く、公害に強いという性質があります。原爆が落ちたあと、広島でいち早く花を咲かせた植物がこのお花だったことから、復興のシンボルとされてもいます。
葉が竹に、花が桃に似ていることから「夾竹桃(キョウチクトウ)」と漢字で書くようですよ。
とても、綺麗なお花なのに、毒があるのですね。茎をカットしてお家に飾ってみたくなりますよね、でもでも、とても危険なので、やめてくださいね。
普通に神社、学校近く、公園などに植樹されていますから注意が必要なんです。
なんと、乾燥葉100gで馬が死ぬそうですよ。花、葉っぱ、枝、根、果実、すべてが有毒なんです。枝や葉を燃やした煙を吸っても中毒するし、植えた周辺の土にも毒性があるそうです。
身近にある植物なので意外に思われる方も多いと思います。最悪の場合、命にかかわるほどの猛毒なので、お気をつけくださいね。
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
・キョウチクトウは枯れにくいことでも有名な植物で、大気汚染や病気などに強い強健な植物です。その毒性から、害虫などもつかないそうです。そのため、管理の手間もあまりかかりません。お花の美しさから、街路樹や園芸用、神社、学校、公園などにも植えられています。子供やペットが触ってしまう危険があります。
・茎などをカットして、素手で「キョウチクトウ」の粘液に触れただけでも炎症を起こしてしまうこともあるため、取り扱いには細心の注意が必要です。
・駆除する際や、お手入れする場合は、「キョウチクトウ」は燃やさないようにしましょう。
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