ドクダミ(蕺・蕺草、学名: Houttuynia cordata)は、ドクダミ科ドクダミ属の多年草の1種である。ドクダミ属 (Houttuynia) は、本種のみを含む。湿った陰地に群生し、全体に特有の臭気がある。葉はハート形、萼片や花弁を欠く小さな花が密集し、その基部に白い花びらのような苞(花や花の集まりの基部にある特殊化した葉)が4枚つくため、花の集まり(花序)が1個の花のように見える)。東アジアから東南アジアに分布しており、日本では北海道南部から九州で見られる。
名に「ドク」とあるが、ドクダミは無毒である。雑草として身近な植物であるが、古くから民間薬として利用され、生薬としては十薬(じゅうやく; 重薬、蕺薬)とよばれる。薬用の他にどくだみ茶や食用、園芸用などに利用されることもある。別名が多く、ドクダミソウ、ドクダメ、ギョセイソウ、ジゴクソバ、ウマゼリなどがある
人間との関わり
日本では雑草として身近な存在であるが、古くから民間薬として利用され、ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の1つとされる。どくだみ茶やハーブ、野菜として利用される
繁殖力が強く、ちぎれた地下茎からでも繁殖するため、放置すると一面ドクダミだらけになり、他の雑草が生えなくなる。強い臭気があることと、地下茎を伸ばしてはびこるため、難防除雑草とされる
引用元:ウィキペディア
根を完全に取り除かない限り、土に地下茎が残っていれば、新しい根を生やしていきます。そして、根は縦横あらゆる方向に伸びていくので、株を引き抜いただけではだめなんです。厄介な面もありますよ。
群生した「ドクダミ」を全て駆除するときは、ドクダミの群生しているあたりの土を15~20cm掘り起こし、根を完全に取り除く必要があります。
花期は初夏から夏(5~8月)
「ドクダミ」は、放任で自生することから「野生」という花言葉がつけられたそうです。白い部分はとても可愛いお花に見えますが、もともとは葉っぱだったものが、蕾を守る為に包んでいるものだそうです。
花は中心部分にいくつも集まって咲くんですって!黄色い棒状のものがお花ですよ。不思議ですね。
白い見た目とキツイ香りがあることから、記憶に残りやすいので「白い追憶」とつけられたそうです。
気になる「自己犠牲」ですが、薬などにも活用されることが由来だそうですよ。この言葉は「ドクダミ」に失礼な気もしますね。良い使われ方をしない言葉ですものね。
ドクダミが自生するところは、一面「ドクダミ」だらけになるのですが、雑草の「ハルジオン」も、白い可愛いお花を開花させていますよ。白いお花ばかりだと、花壇のようですね。
別名が凄いのですが、お味も辛くて苦く凄いのだそう。それに、蕎麦に入れて食べれば、お腹をくだし、どちらにしても地獄に落ちたような感じということから、この別名がついたともいわれています。そういえば、ドクダミ茶は便秘解消に役立つとされていますものね。
昔の人で、蕎麦に入れて食べた人がいるんでしょうね?!
昔からの知恵、ありがたいですね。人々が体をはって命をかけて、実際に食べて研究された結果、役立てられることが分かったのですから。感謝です。
日本全国の道端など半日陰で目にすることが多い植物です。
探してみると、こんなふうに、街の色々な場所で見ることができますよ。
今が見頃です。不思議なお花「ドクダミ」の花を観賞してみてはいかがでしょうか?
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・連続テレビ小説「らんまん」27話目のタイトルは「ドクダミ」でした。毒と痛みを消すからドクダミという名がついたんですね。
・雑草扱いされる「ドクダミ」ですが、人の役に立つ、色々と活用できる植物なのです。葉っぱや茎を乾燥させて、民間薬やお茶として役立てることができるのは、よく知られている事ですよね。ブレンドされたお茶は飲みやすいですよ。
・完全駆除が難しく、場所によっては厄介な植物でもあります。
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