中国原産の多年草で、古い時代に日本に持ち込まれたと考えられているようです。
シャガは直径5cmくらいで、白い大きな花弁には紫と黄色の模様が入っています。
日陰が好きなようで太陽の光を避けて木の下で咲いていました。日陰なのに明るい花を咲かせていて、ふと目を奪われました。
紫色の花は『ヒメシャガ』と呼ばれています。
ヒメシャガはシャガより小さめで薄紫色の花を咲かせます。
『危急種(絶滅危惧種になりつつある植物のこと)。園芸用乱獲』(参照:東北大学HP)
宮城県ではカッコウが渡ってくる時期に咲くことから『カッコウバナ』とも呼ばれているようです。
まだ今季カッコウの鳴き声は聞いていませんが、ヒメシャガが咲いていたということは、そろそろカッコウがやってくるのかもしれませんね♪
ホトトギスの鳴き声は良く聞くのですが、カッコウの鳴き声はまだですね。楽しみです☆
→その後2023/5/27 カッコウの鳴き声を聞きました!鳴いた瞬間「あっ鳴いた」といつもより嬉しくなりました(*^▽^*)
カッコウバナはこれ!といった花はないようです。
『カッコウが鳴く頃に咲く花』と名付けられた植物なので、その土地によってどの種をカッコウバナとするかは変わってくるようです(参照:Wikipedia)。
岡山県ではレンゲツツジが、カッコウバナと呼ばれているようです。
地域によって全く別の種のことを指している事は不思議ですが、納得がいきますね。
岡山にもカッコウがいるのでしょうか?
宮城と遠く離れた岡山、面白いですね♪
以前ご紹介させて頂いた仙台市野草園で見つけた植物です。乱獲によって絶滅危惧種一歩手前とはなんとも悲しいですね…。必要以上に取ることをせず大切にしていきたいですね。
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