竹(タケ)は、広義には、イネ目イネ科タケ亜科に属する植物のうち、木本(木)のように茎(稈)が木質化する種の総称。
通常は、地下茎を広げ、地下茎からタケノコが直接生えることでふえていく。これは、無性生殖の一種である栄養生殖である。次々とタケノコが生えることによって生息域を広げて竹林となるが、これらの竹はすべて遺伝子が同一のクローンである。このようにしてふえた(1本の)竹には寿命があるので、やがて竹林全体が花を咲かせて有性生殖を行い、子孫をつくったのちに一斉に枯死する。花が咲くことは極めてまれで、花が咲くときは4月から5月にかけてである。一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている
主な種
タケ類の種は、世界で600種とも1,200種とも言われる。日本には150種、あるいは600種があるといわれる(いずれも学説によって異なる)。
引用元:ウィキペディア抜粋
マダケの開花周期は、120年周期と言われています。
竹は周期的に花を咲かせるものが多く、60年周期だったりと、普通のお花と比べ物にならないくらい、花は咲かないんです。一部の竹のようですが、一斉に花を咲かせ(4~5月)、実をつけた後に、竹林全体が枯れることもあります。
このことは、ある程度は知っていたんですが、詳しくは知らなかったんで面白かったです。
農林水産省のHPでも同じように書かれています↓
竹の花
みなさんは、竹にも花が咲くことをご存じですか。
一斉に開花、一斉に枯れるため、その現象がまさに病的に見えることから「開花病」「十年枯病」などと呼ばれ、昔から恐れられてきました。しかし、これは、一定の周期で起こる生理現象であり、病気ではないとのこと。
開花までの周期は長く、マダケではほぼ120年のサイクルといわれていますが、モウソウチクは67年目に開花したという事例が2つあるだけで、現状ではまだよく分かっていません。また、開花すると種子を実らせるのが一般的ですが、ほとんど種子が実らないものもあります。
引用元:農林水産省抜粋
昔に人は、恐れていたんですね。120年サイクルの開花周期の花が咲いたら、次は、絶対見られない!なんて…、人間の寿命がなんだか短く感じてしまいますね。
「節度」!節がある竹にぴったりな花言葉ですね!
調べて分かったことは、この植物は「竹」の仲間だということです。竹と笹って似ていて識別が難しいんですが、ある点が大きく違うんです。それは、節から出てくる枝の数なんです。
節から出てくる枝の数が2本だったので、こちらは笹でなく、「竹」だと識別できました。笹は、節から出てくる枝の数が5~6本だそうですよ。
竹の仲間は繁殖力が強く、駆除しようとしても、すでに遅しという場合が多いそうです。
こちらの公園では、わざわざ竹を植え込んだのか?野生化した竹の仲間が繁殖したのか?色々と謎だらけ…。しかし、何度見ても不思議な光景です。
花言葉のように「節度」ある繁殖を心がけてほしいものです(無理ですよね!植える人が気をつけないとね)。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇竹の花言葉は「節度」「節操のある」。竹の節からは、2本枝が生えます。
〇竹の仲間は種類が多いです。竹は根絶が難しいほど、増えすぎる性質があります。
〇竹の花は大変不思議です。昔の人は、恐れたこともあったそうです。まだまだ、謎の多い植物です。
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