オウシュウマンネングサ(欧州万年草)(Sedum acre)は、ヨーロッパに自生する多年生植物であるが、北アメリカでも自生している。乾いた砂地や時には石の割れ目でも、グラウンドカバーのように生育する。生育には土壌や光の条件はほとんど問わない。
葉の形はシンプルで、端は滑らかで多肉である。花は黄色で、春に咲く。花かごや鉢植え等にも用いられる。
引用元:ウィキペディア
オウシュウマンネングサの開花時期は5~6月で、ベンケイソウ科特有の星型をしているのが特徴です。地面や岩場にたくさんの花を咲かせます。
ミモザの花のような、鮮やかな黄色い花の色で、葉も黄緑色で綺麗!よく見ると、とても可愛い花ですね。
通行人のあまり通らない場所、コンクリートの上に群生していましたよ。
「静寂」という花言葉が、ぴったりに思えました。
マンネングサ(万年草)の仲間は、ぷっくりと丸みを帯びた葉っぱが特徴的で、多肉植物の一種です。
帰化したものも含めて、日本には30種ほどのマンネングサが自生しているといわれています。なかには絶滅危惧種に指定されているものもあるそうですよ。
私が、この植物を知ったのは、はじめてです。
珍しい植物ですよね。
乾燥に強く丈夫な特質があるので、グラウンドカバーにしたりするのもお勧めだとか!
このように、黄金色の花がカーペット状に咲き誇りますよ。
コンクリートの上で、放っておいても元気に花を咲かせるなんて、手間のかからない植物なんですね。
多肉植物特有の性質、葉から、根が生えて増えていく!という性質があります。こぼれ落ちた葉から育つことができる為、その性質を利用した「葉挿し」と呼ばれる増やし方があるそうですよ。
こちらの画像は、先ほどのコンクリートに自生していたオウシュウマンネングサのすぐ上にあるプランターの中のものなんです。
このように、オウシュウマンネングサは、風や雨などで葉がこぼれ落ちた際に、再び再生し、他の場所で自生していきます。この事を知って、どうして、コンクリートの上に群生していたのか、納得できて、スッキリしました♪風で飛んできたわけではないんですよね。
なんでも、マンネングサには細かい葉がたくさん付いていて、葉にちょっと触れただけで取れてしまうそうです。そのため、強風に吹かれると、葉が抜けてこぼれ落ちて、そこから一気に広まり群生していくそうです。
成長は早いものですが、根はとても浅いため、コントロールは、自生しやすいようです。
いかがでしたか?
道端に群生していた雑草のような植物は、園芸用としても活躍させることのできる素敵な植物でした。
珍しいお花ですが、あなたの街でも、ひっそりと華やかに咲き誇っているかもしれませんよ。近くで見ると星の形をしていて、『満天の星』を見ているかのようですよ。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇多肉植物であるマンネングサの仲間は、ガーデニング初心者のかたや、お手入れがなかなかできない多忙なかたでも育てることができそうですね(乾燥を好むので、水やりは控えます)。
〇オウシュウマンネングサは観賞用にもなる植物で、ガーデニングにも活躍させることができます。
葉が風などで吹き飛んだ「こぼれ葉」でも育つほど増殖するので、増やしすぎには注意です。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます