所用で、少し遠い距離を自転車にて移動中!変わった雑草が自生していたんです。なんでも、ハタケニラは、キジカクシ目ヒガンバナ科ステゴビル属の常緑多年草だそう。
ニラに似ていますが別種の雑草なんですって!
「ハタケニラ」と呼ばれるだけあって、ニラにそっくりな葉!
ハタケニラは北アメリカ原産の植物で、明治中期に園芸用として日本への渡来、その後、野生化が進み、現在は、帰化植物に認定され、畑などでは、厄介もの扱いされている雑草です。
開花時期は5~6月です。撮影は4月末です。もともとは園芸用として渡来しただけあって、とっても可憐で綺麗なお花ですよね。
こちらを、まっすぐに見つめているようにも見えるお花!「素直なこころ」という花言葉がぴったりですね。桃色の筋をもつ直径1.5cmほどの白い花を花茎の先に咲かせます。
やや硬さのある花茎は、30~50cmほどの長さに伸び、しなやかさがあるのが特徴です。
ろくろ首の種類
外見上は普通の人間とほとんど変わらないが、首が胴体から離れて浮遊する抜け首タイプと、首だけが異常に伸びるタイプに分かれる。
首が抜けるろくろ首(抜け首)
こちらの首が抜けるものの方が、ろくろ首の原型とされている。このタイプのろくろ首は、夜間に人間などを襲い、血を吸うなどの悪さをするとされる
引用元:ウィキペディア
「ハタケニラ」は、球根と種子で増えていくそうです。毒はないんですが、食べると、吐き気や下痢などの症状が出ることがあり、食用ではありません。
やっぱり、食べられないんですね。猛毒などが入っていなくて良かったですが…。猛毒ではないものの、食べられない植物なので、畑や家庭菜園に混ざると厄介ですよね。
ハタケニラは、ニラ臭はしないんです!姿が似ているだけなんです。
ハタケニラは球根と種子で繁殖していくのですが、球根も種子も数が多いことから、繁殖力が凄いんです。そのため日本固有植物への影響が懸念され、とくに農地での繁殖が問題になっているそうです。なので、増えたら駆除が必要ななだそう。
「ハタケニラ」が繁殖すると、農地の土の栄養分がたくさん吸収されて痩せた土になり、ほかの植物へ栄養がまわらなくなります(ウイルスを寄せる宿主にもなりやすい)。
繁殖すると厄介な事が分かっているので、増える前の予防駆除が大切になります。
とても可憐で美しいお花を咲かせるので、本来の園芸用・観賞花として親しんでいきたい植物ですね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇ニラに似ていますが、食べた場合、吐き気や下痢などの症状が出ることがあります。食べられません。
〇繫殖力が強く、ウイルスを寄せる宿主にもなりやすいので、ご家庭での家庭菜園などで見つけたら、早めに駆除しましょう。
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