「母子草」は、黄色い花を咲かせます。「父子草」は、茶色い地味な花を咲かせます。似た植物なのですが、春になって花が咲き始めると、その違いは明確になります。
名前の由来は、華やかな母子草に比べ、地味という意味で、その姿を「母」と「父」に見立てて、名付けられたと言われています。
父子草には、いくつかの種類があります。
ウラジロチチコグサ、タチチチコグサなど、チチコグサの仲間もあって、どれも枯れたような地味な色の花を咲かせ、識別が難しい~!
父子草以外にも、父子草擬きなどと呼ばれる雑草もあります。基本的にこれらの雑草の生態はよく似ており、1か所にいくつもの種類が集まって育っていることもあるそうです。
中まで踏み込むことはできないので、撮影だけね。
植物の性質などではなく、そのまま花の名前からイメージされたものだそうですよ。
道端のこのお花も、小さいうちは、母子草のようで父子草のようで識別困難。
ハハコグサ属の仲間はどれも小さいうちは、このように、非常に見分けがつきにくいと言われています。
それは、このロゼット状(葉を放射線に広げて地面に付くように成長していく)の葉にあるといわれています。雑草の仲間には、このような葉は珍しくはなく、よくある繁殖形態なんだそう。
「父子草」も、花茎がでるまでは、ロゼット状の場合が多いそうですよ。
ロゼット状だと、少しくらい人が歩いて踏みつけても平気なのだそうです。
雑草達の生存戦略なのですね~!逞しい。
雑草の仲間は、小さいうちは、このようなロゼット状になって、繁殖することが多いそうです。
なるほどですね~!!♪
どの植物も、環境に順応していって、とても賢くてビックリですね~♪
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇「母子草」を調べたことから、「父子草」を調べてみたくなりました。
「父子草」を調べたら、今まで、枯れている雑草として認知していた雑草は、実は、お花を咲かせた状態ということに気づき、ビックリでした~!♪咲き誇っている姿だったんですね。
そして、識別のポイントを調べていくうちに、雑草の生存戦略を知ることができましたよ!
識別が困難で断定はできなくて残念ですが、色々知れて、なかなか面白かったです。
〇今回、ご紹介した「父子草」も、芝生を維持する上では、厄介な存在とされています。
空き地や道端などでもすぐに芽吹き、放置しておくと、旺盛な繁殖力でどんどん増えていく厄介な雑草です。小さいうちに、見つけたら、早めに抜いておく方が良いですよ。
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