カラフルピーマンがポイント!子どもも喜ぶ『夏越ごはん』

カラフルピーマンがポイント!子どもも喜ぶ『夏越ごはん』
投稿日: 2023年6月1日 更新日: 2023年6月30日
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野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター。7歳の娘の育児をしながら、...
毎年6月30日の「夏越の祓」をご存じですか?

夏越の祓とは、一年の折り返しにあたる6月30日に各地の神社で行われる行事で、茅の輪くぐりをして身を清め、半年分の穢れを落とし、残り半年の無病息災を祈願する行事のことです。

近所の神社でも、毎年6月ごろになると茅の輪が立てられるので、娘と一緒に茅の輪をくぐり、家族の健康を祈願していました。

夏越の祓にちなんで提案されている新行事食が「夏越ごはん」です。

夏越ごはんは、雑穀ごはんの上に、「茅の輪」をイメージした丸い夏野菜をのせたもの。

今回は、輪切りのカラーピーマンを使い、丸いハンバーグに丸い目玉焼きを乗せて、見ているだけでも元気がわいてきそうな、カラフルで楽しい夏越ごはんを作ってみました。

カラーピーマンはビタミンたっぷりで、栄養価も高いので夏バテ予防にぴったり。赤・オレンジ・黄色のピーマンは苦みがほとんどなく、生食もできます。
少し加熱すると甘味が増すので、野菜が苦手なお子さんにもおすすめです。

もっちりとした雑穀ごはんはハンバーグとの相性も良く、ソースが絡んで美味しく食べられますよ。

子どもも喜んで食べてくれた、我が家の「ロコモコ丼風夏越ごはん」のレシピをご紹介します♪

材料 (4人分)

  • 雑穀ごはん :茶碗4杯分
  • (ハンバーグ)
  • 牛豚合いびき肉 :300g
  • 玉ねぎ :1個
  • :1個
  • 食パン(8枚切り)の白い部分 :1/2枚分
  • 牛乳 :大さじ2
  • :少々
  • ナツメグ :少々
  • (ソース)
  • :100ml
  • トマトケチャップ :大さじ3
  • 中濃ソース :大さじ3
  • はちみつ :小さじ1~2
  • (トッピング)
  • 目玉焼き :4個分
  • カラーピーマン(緑・赤・オレンジ・黄) :各1個ずつ
  • フリルレタス :適量
  • ミニトマト :4個

最初にハンバーグを作ります。

最初にハンバーグを作ります。

玉ねぎはみじん切りにします。牛乳に食パンの白い部分をちぎって浸します。
ボウルに牛豚合いびき肉と塩を加えて粘りが出るまでこねて、卵、玉ねぎ、牛乳に浸した食パン、ナツメグを加えて全体がなじむまで混ぜ合わせます。

ハンバーグは丸く成形します。

ハンバーグは丸く成形します。

ハンバーグのたねを4等分にして、厚さ1cm程度に丸く成形します。(ここでは丸い形が分かりやすいように3つだけ並べてあります)

ハンバーグは弱火でじっくり焼いて中まで火を通します。

ハンバーグは弱火でじっくり焼いて中まで火を通します。

フライパンにサラダ油少々(分量外)をひき、ハンバーグを並べて弱火で焼きます。ハンバーグの下半分の色が変わったら上下を返して蓋をし、弱火でさらに4~5分蒸し焼きにします。ハンバーグがふっくらと焼けたら、いったん皿に取り出します。

ソースを作ります。

ソースを作ります。

ハンバーグを焼いた後のフライパンをキッチンペーパーでさっとふき、ソースの材料を入れて中火で加熱します。とろみが付いたら火を止めます。

ハンバーグとソースを絡めます。

ハンバーグとソースを絡めます。

ハンバーグを戻し入れて、ソースを絡めながら中火で2~3分煮ます。

トッピングの用意をします。

トッピングの用意をします。

カラーピーマンはそれぞれ種とワタを取り除き、5mm程度の厚さの輪切りにします。

目玉焼きはセルクル型で焼いて丸く仕上げます。

目玉焼きはセルクル型で焼いて丸く仕上げます。

ハンバーグとは別のフライパンにサラダ油少々(分量外)をひいて中火で熱し、セルクル型を置いて卵を割り入れます。

目玉焼きと一緒にカラーピーマンの輪切りも一緒に焼いてさっと火を通します。

今回は直径6.5㎝のセルクル型を使用しています。セルクル型が人数分ある場合は一度に4個の目玉焼きを作ってもOKです。
ここでは分かりやすいように、目玉焼き1個とカラーピーマンを一緒に焼いています。

目玉焼きの焼き加減はお好みで調整してください。蓋をして黄身にまでしっかり火を通してもOKです。

器に雑穀ごはんを盛りつけます。

器に雑穀ごはんを盛りつけます。

器に雑穀ごはんを盛りつけます。一人当たり150~200gが目安です。

雑穀ごはんの上にハンバーグをのせます。

雑穀ごはんの上にハンバーグをのせます。

雑穀ごはんの上にフリルレタスをちぎって適量を敷き、その上にハンバーグをのせます。

目玉焼きとカラーピーマンをトッピングしたら完成です。

目玉焼きとカラーピーマンをトッピングしたら完成です。

目玉焼き、カラーピーマン、ミニトマトをバランスよくトッピングしたら完成です。

子どもも大喜び!

娘は最近苦手だったピーマンを克服できたので、ハンバーグと一緒に「美味しい!」と喜んで食べてくれました。雑穀ごはんについては「もちもち~!」と、その食感が気に入ったようです。

雑穀ごはんは食物繊維も豊富で、食べ応えもあるので腹持ちもよく、成長期の子どもにもうれしいですね。

コツ・ポイント

最近では、苦みの少ないカラーピーマンをスーパーでもよく見かけるようになりました。全色そろえなくても、手に入るものでアレンジして作ってみてください。

ハンバーグは弱火でじっくり蒸し焼きにすることでしっとりふっくら焼きあがります。

目玉焼きは丸い形が際立つようにセルクル型を使用しましたが、ご家庭で作る場合は普通に目玉焼きを作って頂いてもOKです。

今回、夏越ごはんを作ってみて、日本の伝統行事を学びつつ、夏を元気に乗り切るための行事食、とてもいいなと感じました。今後、我が家でも夏越ごはんを定着させていきたいと思います。

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