紫蘭でも、真っ白の花を咲かせる花は、白花紫蘭(シロバナシラン)、別名「白蘭(ハクラン)」とも呼ばれています。
シラン(紫蘭、学名: Bletilla striata Reichb. fil.)は、ラン科シラン属の宿根草。地生ランで、日向の草原などに自生する。
【形態・生態】
地下にある偽球茎は丸くて平らで、前年以前の古い偽球茎がいくつもつながっている。
葉は、最も新しい偽球茎から根出状に3枚から5枚程度出て、幅の広い長楕円形で、薄いが堅く、表面にはたくさんの縦筋が並んでいる。
花期は4月から5月。花は紫紅色で、30から50cm程度の花茎の先に数個つく。花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。
観賞用に、花の色が白色のもの、斑入りのもの、淡色花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などがある。
【人間との関わり】
半日陰から日向まで適応する。このような木陰や大木の根元などにしばしば植えられる。
ラン科植物には珍しく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。極めて丈夫な植物で、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐え、栽培しやすい。
引用先:『ウィキペディア(Wikipedia)』
花名は、“花色が紫の蘭である!”ことが由来だそうで、この花は華やかなはず、『蘭』の花なんです!
笹のような葉茎を伸ばしていて、華やかなお花をたくさん茎につける姿は、上品で優雅です!
このお花は、茎の部分を上方向に引っ張ると、スッと1本綺麗に花ごと抜けるんですって。
だから、花瓶に紫蘭を挿して、室内で愛でる事もできるそうです♪
お部屋でも気軽に蘭の花を観賞できるって、とても素敵ですよね!
花言葉の「美しい姿」は、この美しさからつけられたのでしょうね。
でも、ちょっとまたまたびっくりしたのが、花言葉の「苦しむ勇気」!
お家で楽しむのは良いのですが、大好きな方にプレゼントするのは、ちょっと控えたくなる花言葉ですよね。
お花が下を向いて咲くので、この花言葉がつけられたそうです。
風に揺れる姿は、そんな花言葉を吹き飛ばすくらいに美しいです♪
蘭って、育てるのがとってもとっても難しい花ですよね。
「紫蘭」は、蘭の中でもお手入れしなくても良いくらい丈夫で育てやすいんです。
耐寒性が強いので、庭植えでも冬越しが出来るそうですよ!
ただし、庭植えにしてしまうと、紫蘭は地下茎で横にものすごく広がって、群生してしまうそうです。その姿も美しいのですが、すごい繁殖力なので、雑草扱いされてしまうそうです。
雑草扱いされるのに、準絶滅危惧種扱い?
準絶滅危惧種とは、現時点では絶滅の危険度は小さいけれど、生息の条件が変わることで絶滅する可能性がでてくる品種を指しているそうです。
野生品種が、この準絶滅危惧種に登録されているそうですよ!
調べてみると、知らなったことばかりでとても面白かったです。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇夏の暑さ、冬の寒さに耐えられ、日陰でも育ち、乾燥にも強いです。
地植えで放置しておいても自生していきます。育て方は簡単なので、お手入れが面倒という方の園芸には向いているかもです。
栽培品種としても流通しています。その際は、鉢植えで育てるのもお勧めですよ。
〇野生らしい紫蘭を見つけても、摘むのはやめておきましょう。
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