「ハルジオン」は多年草で、同じ株から何年もひき続き、4月~5月(夏まで咲くものも)に、可愛い花を咲かせることのできる植物なんです。
一方、この花にそっくりな「ヒメジョオン」(姫女苑)は、花の時期は6月から秋までで、1年草なんだそう(1年以内に開花~種子を残して枯死する植物)。
「ハルジオン」は春を告げるお花で、「ヒメジョオン」はその後を追うように咲き始めますよ!
白くて、こうやって見ると、雑草のお花も美しいですね。
ヒメジョオンの花言葉は「素朴で清楚」。ピッタリな花言葉ですね♪
ハルジオン(ハルジョオンとも、春紫菀、学名:Erigeron philadelphicus L)は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草の1種。北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける雑草である。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言い伝えている。若苗、やわらかい茎葉、蕾、花などは食用に利用できる。別名、ハルジョオン、カンザシグサ、ビンボウグサともよばれる。
日本では1920年代に観賞用として持ち込まれた。1980年代には除草剤に耐性のある個体が出現し、関東地方を中心に全国へ分布が拡大した。
外来種問題
農作物や牧草の生育を妨害するため、厄介な雑草として扱われている。さらに、在来の植物と競合し駆逐する恐れがある。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により要注意外来生物に指定されている。また、日本生態学会では本種を日本の侵略的外来種ワースト100に選定している。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ハルジオン」」と「ヒメジョオン」は、別名『貧乏草』なんて名前もついているのですが、生命力が強すぎるのと、駆除が大変なのと、繁殖力が半端なく凄いことが原因です。
貧乏な人の家でも、この花だけは育てられる。この植物は、貧乏な人の家によく生えていることから(手入れできないと自生するので…)つけられたとも言われています。
お花が可愛いだけに、ちょっと残念な植物ですね。
花は可愛いですが、茎や葉がやっぱり雑草っぽい独特の感じがあります。
お花は可愛いのですが、街で愛でるくらいにして、お家周りでは、早めに抜いておいたほうが良さそうですね。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇「ヒメジョオン」は、日本生態学会では本種を日本の侵略的外来種ワースト100に選定している要注意外来生物ですが、とても可愛いお花を咲かせてくれます。雑草からも季節を感じることができますよ!
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