ハコベは、全草にクロロフィルが含まれています。春の七草のひとつであり、古くから食用植物として知られています(春の時期に生える茎や葉を茹でて食べる、小鳥の餌)。イヌハコベはビタミンCやカルシウムなどの栄養素が豊富だそうです。
ハコベはナデシコ科ハコベ属の雑草(ハコベ属の雑草はおよそ120種類ほど存在)で、一年草または越年草です。
ハコベが生える時期はおおよそ3月~10月、茎は根元で分枝して拡がり、片側に1列の軟毛があって、高さ10~20cmになります。葉は、広卵形で先がとがり、茎葉ともに柔らかいです。
ミドリハコベ、コハコベ、イヌハコべなどが、よく目にする「ハコベ」の仲間ですが、コハコベとイヌハコベは、茎が紫色っぽいので、識別が簡単です。
イヌハコベはミドリハコベやコハコベに比べ、日当たりの良い場所では赤紫色っぽい色合いになるそうです。
この雑草は、茎が紫色なので、コハコベかイヌハコベということになります。コハコベに似ていますがイヌハコベは花弁がありません。花びらがないなんて、ちょっと残念ですね。
イヌハコベは、食用としてはお勧めしにくいです。苦みもあるそうですし、1970年頃に日本に入ってきて、全国に分布を広げている帰化植物なので、まだ食用としての情報も出回っていません。
ハコベを鳥の餌として与える場合は、ミドリハコベ・コハコベを選び、イヌハコベは与えない方が良いと思います。
「コハコベ」は、日本全国で見られる(冬季)一年草です。
春(3月~9月)にミドリハコベに似た、小さな白い花を茎の先端につけます。
花びらの先に深い切り込みがあるため10枚の花弁が付いているように見えます。ミドリハコベにくらべて全体に小さく、雄しべの数も2~5個と少ないそうです。
なんだか意味深な花言葉ですが、花言葉の由来は、「ハコベ」が古くから食用として食べられる植物で、ニワトリやひよこの餌にもなる、鳥にも愛されることからついたとされています。
別名で、「ハコベ」は「ヒヨコグサ」や「スズメグサ」などと呼ぶこともあるそうですよ!
雑草化したものは、衛生面で問題もあるので食べないでくださいね。
別の場所で見つけたのですが、茎が緑色なので、「ミドリハコベ」なのかな。
なかなか識別が難しい雑草ですね。
名前もややこしいですが、識別にも、時間がかかりましたよっ。
お近くの道端で見かけたら、ぜひ、識別してみてくださいね~♪
こちらの情報が誰かの喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇すごく小さな可愛い花が咲いていたら、「ハコベ」か「コハコベ」又は、その仲間かもしれませんよ!
近くでお花を見てみるとなかなか可愛い雑草です。
〇「ハコベ」は、春の七草の1つで、身近に活用されている植物です。
〇識別がややこしかったので早口言葉を作ってみました。
「ニワトリが庭に2羽いて、ミドリハコベ・コハコベ、イヌハコべのどれかを食べた」こちらを、3回、早口言葉で言ってください~!
ニワトリの愛らしい姿が浮かんできそうな、ほほえましい早口言葉でしょう(笑)
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