「夏越の祓」何と読むでしょう?
私も最初は「何と読むの?」というところからでした。
正解は「なごしのはらえ」です!
お住まいの地域によっては馴染みがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
私には京都に住む友人がおり、聞いてみるとよく知っていたのですが、私にとってはあまり馴染みのない行事だったのです。
1年の前半の最終日になる6月末日(晦日)に、神社の境内に茅や藁でつくられた大きな輪=茅の輪(ちのわ)が設けられ、それをくぐることで、知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の汚れを祓い清め、残り半年間の無病息災を祈る神事が「夏越の祓」、別名「茅の輪くぐり」と呼ぶそうです。
東京に住んでいるから知らなかったのかな?と思って調べてみたら、東京の神社でも行われるところがいくつもあることを知りました・・・!
知らなかったことだけに、実際には見たことがないので、今年は東京で行われる神社に行ってみたいし、茅の輪くぐりをやってみたい♪と今は興味津々です。
5月は端午の節句、7月は七夕とあるけれど、大きな行事がないな、盛り上がらないなと勝手に思っていた6月。あるではないですか、大切な日本の行事!
その6月30日の「夏越の祓」に今、新しい行事食が提案されているのですよ。
その名も「夏越(なごし)ごはん」!
こちらのサイトで紹介されています。
https://www.komenet.jp/nagoshigohan/
夏越ごはんの決まりは
・雑穀ごはんを使う
・茅の輪にちなんだ丸い形の夏野菜を使う
がルールなのだそうです。
私も「夏越ごはん」を作ってみました♪
家族と食べるので、子どもも楽しく食べられるような、見た目も元気になれそうなご飯を作りたい!と思って考えたのが・・・
「くるくる海苔豚ロールと夏野菜のせ夏越ごはん」!
レシピをご紹介しますね♪
赤ピーマンは種を取り、なすとともに5mm厚さの輪切りにする。ゴーヤは種を取って2〜3mmの輪切りにする。
豚ロース肉の片面に片栗粉を振る。海苔は長さを半分に切り、豚ロース肉の片側の端を2cm残すように長さを調整し、ずらしてのせる。端に海苔のある方から巻いていく。
●を混ぜておく。フライパンを中火で熱し、2の肉をとじ目を下にして焼く。焼き色がついたら時々転がしながら全体的に焼き付け、火を弱めて酒を入れて蓋をし、中まで火が通るよう3〜4分蒸し焼きにする。
蓋を取って肉を一度取り出してキッチンペーパーでさっと拭いたら中火にし、赤ピーマン、なす、ゴーヤを入れ、全体に油を回しかけて火が通るまで焼く。
肉を戻し入れ、●を入れて絡め、火を止める。
器に雑穀ごはん、5の野菜を盛り付け、肉を4〜6等分に切って上にのせる。フライパンに残ったタレを全体にかける。
うずまき状の豚肉の見ると、子どもたちも「これ何!?」と前のめり(笑)。
お肉だよ〜と伝えると盛り上がっていました♪
断面の丸い夏野菜を使って雑穀ごはんにのせるのが夏越ごはんのルールなんだよ、と説明すると「ほんとだ、これも丸い!」と輪切りにした野菜を見つけては食べていました。
ゴーヤもピーマンも苦みがあるので、子どもには食べにくい野菜の印象ですが、甘辛醤油の味付けにしたので食べやすい様子。
断面の丸い夏野菜は他にもきゅうりやトマトなどもあり、毎年違う野菜、味付けでいろんなアレンジができるなと感じました。
子どもと「切ると丸い形の夏野菜当てクイズ」をしてみても楽しそうです!
「切ると丸く見える野菜はなに?」「夏野菜って?」。そんなクイズもたくさんの学びになると思います♪
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