この植物は、明治時代に渡来し帰化した駆除対象の外来種「コマツヨイグサ」！
異様な繁殖力なので、こちらは調べる前から、外来生物法で要注意外来種に指定された雑草だと思っていました。バスや車が夜中以外は、ひっきりなしに通る大道路に面した場所で、こんなに元気なんですもの～！鮮やかな可愛いお花が咲いています。マツヨイ草属の中では、小さめの花が咲くことで、「コマツヨイグサ」とよばれるようになったとか。
コマツヨイグサ（小待宵草）は海辺に自生する野草で、夜になると開花するマツヨイグサの仲間だそうです。花が咲いている時期は、4～11月！撮影時期はちょうど4月。黄色く鮮やかな花が咲いていました。時間は朝です。夜に咲く花といわれてはいますが、昼頃でも、2割ほどのお花がしぼまず咲いていることもあるそうです（この写真が、朝まで咲き残っているお花です！）。
夜に咲くマツヨイグサの花は、なんでも、主に夜行性の蛾によって受粉されるそうです。蝶でなく、蛾によって、受粉されるお花もあるのですね～！花は夕方に咲き出し、夜中に満開となるそう。
もともと、コマツヨイグサは日本中の海岸、浜辺、砂丘のような場所で増殖する植物。なのに、こんな車がたくさん通る排気ガスいっぱいの中でも増殖するなんて、逞しい～！乾燥に強い性質だから、都会でも根をはって、生きていくことができるんですねっ！
夜に花を咲かせて、このもじゃもじゃ感！元気が良すぎて、アフロヘアーのようですよ。鬼のかつらや、メドゥーサ（ギリシア神話に登場する怪物）のようです。
気になるのは、私だけなのか？
たくさんの通行人が通る道なのですが、スッキリと頭を丸刈りにするように、刈ってしまたい衝動にかられます（笑）。
種が飛んだのか、近くを見わたすと、あちらこちらに、生えていますよ！
たまたま別の場所で見かけました。夜にしぼまず、夜のほうが綺麗に咲いていますよ！妖しい魅力です。
夜の道路隅で、自転車をおいて、しゃがんで、雑草を撮影している女一人！
この花よりも、きっと、街行く人々は私のほうを怪しい人だと思っていますよね（笑）！！
いや～、夜のお花も偶然見ることができて嬉しかったです（鮮やかな黄色い色で、すごく目立つお花なんです！）。
可愛いけれど、要注意外来種に指定された雑草です。お家の周りに生えた場合は、早めに抜き取りましょうね。
こちらの情報が誰かの助けになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇這うように、広がっていく、乾燥にとても強い雑草です。
要注意外来種に指定された雑草です。危険な雑草なので、育てないでくださいね。
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