気にはなりつつも、謎なまま気付けば数年。
ついに、今年はちょっとだけお勉強してみました!!笑
簡単に言えば新しい「季節の行事食」。
この行事というのが「夏越の祓(はらえ)」というものです。
一年の前半の最終日にあたる六月の晦日に行われる大祓の神事。
半年の厄を祓い、残りの半年間の無病息災を願うそうなんです!
その際に、8の字を描くように輪を3回くぐる「茅の輪くぐり」というものを神社で行うとのこと。
夏越ごはんとは、その茅の輪をイメージした丸い食材(夏野菜)を雑穀ごはんに乗せた、新・行事食というわけであります。
雑穀ごはんを使用するのはその昔、蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞嗚尊(すさのおのみこと)を「粟飯」でもてなした伝承に由来しているそうです。
う〜ん、何やら難しそうな予感がします。
でも実は、意外とシンプル。
□ごはん(できれば雑穀入り)
□茅の輪にちなんだ丸い食材(夏野菜)
この2つさえ使用すれば、それは紛れもなく「夏越ごはん」なんです。笑
そして、もうひとつ!忘れてはならない何より大切なのが「無病息災を祈る気持ち」♡
そうと分かれば、話は簡単♪
家族の無病息災を祈って、おうちで「夏越ごはん」作っちゃいましょう!
我が家には小学生の息子がいます。
子供が食べやすい食材を選び、子供と一緒に作れる調理方法、なおかつタンパク質も摂れて栄養バランスのよいメニューを考えてみました。
①まずは雑穀ごはんにaを加えて混ぜ合わせ、酢飯を作ります。
早速、息子にも手伝ってもらいました♪
②カニ風味かまぼこは手で割き、うずらの卵は3等分の輪切りにします。
ちらし寿司といえば錦糸卵を想像しますが、せっかくなので、うずらの卵も輪切りにして丸い食材とします。火も使わなくて済みます♪
③きゅうりとラディッシュは薄くカットし、ミニトマトは3等分の輪切りにします。
丸い食材が続々と登場です♪
④冷凍むき枝豆はパッケージの記載通りにレンジ加熱します。
⑤平らな器に酢飯を広げてつぎ分け、カニ風味かまぼこと枝豆を全体に散らします。
⑥きゅうりとラディッシュを円になるように並べ、更に上からうずらの卵とミニトマトを並べて乗せられるだけ乗せます。
ここでもお手伝いしてもらいました!
⑦すりごまを振ったら完成!
盛り付けの際も、茅の輪をイメージして具材を乗せてみました♡
火を使わず手軽に手に入る食材だけで完成した我が家の「夏越ごはん」は、とっても簡単!!
食卓に並べると一気に華やかになりました。
初挑戦にしては上出来です♡
何より、子供が喜んで食べてくれることが嬉しい。
息子はひたすら「美味しい〜!」と言いながら食べてくれました♪
(お手伝いした分、美味しさも倍増したことでしょう)
お子様のアレルギーや苦手な食材は他の食材に置き換えてみてくださいね。
これを機に、「夏越ごはん」は我が家の毎年の欠かせない行事食として定着しそうです♪
「行事食」には由来や込められた意味があります。
今回ご紹介させていただいた「夏越ごはん」はお子様と一緒に簡単に作り、食べることができます。
そういった経験の中で、行事食への理解を深め、大人から子どもへと文化を伝えることができると思います。
「食」を通して親子で「行事」を楽しむきっかけにしてください♪
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