【道端の怖い雑草】不死のシンボル?別名「魔女のすみれ」「死の花」!調べてビビりました!

【道端の怖い雑草】不死のシンボル?別名「魔女のすみれ」「死の花」!調べてビビりました!
投稿日: 2023年4月8日 更新日: 2023年4月9日
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料理愛好家。大阪在住/日常の小さな喜び(宝物)を大切にしています。保育...
桜の季節に、珍しい植物を発見!調べてみましたら、とても厄介な植物だと分かりました。そして、綺麗な花なのですが、別名が怖かったりして、なんだか怖くなってしまいました。その事を、皆様にもプチッとご紹介させていただきますね!

では、いってみよう~♪

ツルニチニチソウは、生態系被害防止外来種リストの重点対策外来種に指定されています

ツルニチニチソウは、生態系被害防止外来種リストの重点対策外来種に指定されています

ツルニチニチソウは強靭な植物です。夏に咲かせた花が散った以降は、葉っぱだけになるのですが、その後も、どんどん生い茂っていきます。ツル性の植物特有の厄介さは、這っていき、広がり続けることです。このツルニチニチソウも雑草化していますね。

なんでも、2015年以前の要注意外来生物リストには、ツルニチニチソウは記載されていなかったそうです!もともとは、観賞用として楽しまれていた植物だったそうですが、お手入れを怠ると、手に負えなくなる大変な性質があるのです…。

それは、

いらないと思った時には、すでに遅し、となる場合が多く…

駆除する際に切ったとしても、切った茎からも根が伸びるし、抜いたとしても、土のなかにも根が残っていると、再生して新しいツルがまた、伸びてくるそうです。

そして、ツルが地面に触れると、なんと根付いてしまうそうです。そして、また新しく株となって成長して、気がつけば、あたり一面をすべてを覆いつくしてしまいます。

花は、私が好きな「ニチニチソウ」に似て可愛いのですが、葉が茂りすぎて、圧迫感がありますね。伸び放題になってしまった「ツルニチニチソウ」が生えていた場所は、少し陰気な感じさえしました。

ツルニチニチソウは上品な青紫色の花が魅力だけど、別名がなんだか怖い!

ツルニチニチソウは上品な青紫色の花が魅力だけど、別名がなんだか怖い!

青々とした葉をもつため、古代のヨーロッパでは「悪い物を寄せつけない」「繁栄と幸福をもたらしてくれる」といい伝えられているそうです。一方で、「死の花」とも呼ばれているそうです。この別名は、怖いですよね!それは、子どもが亡くなると、ツルニチニチソウで飾ってあげる風習があったからだそうです(イタリア)!

ほったらかしにしても自滅することはまずないという「ツルニチニチソウ」

ほったらかしにしても自滅することはまずないという「ツルニチニチソウ」

「魔女のすみれ」「大地のよろこび」という別名もあり、不死のシンボルとして身につけることもあったそうですよ!

またツルニチニチソウは「アルカロイド」という毒性があります。毒は、手で触れたくらいでは大丈夫だそうですが、気になる方は、剪定をする際や、たくさん駆除する際は、手袋や手洗いを忘れないよにしたいですね。

コツ・ポイント

〇育てる時は、プランターなどで、広がらないように、まめに剪定しましょう。
〇庭などに植えると、お隣に迷惑をかけたり、厄介なことになる場合が多いそうです。駆除しようとしたときには、根絶することが難しいことから、植えてはいけないという人が多い植物なのです。
〇花言葉には、「生涯の友情」もあります。「ツルニチニチソウ」は、多年生植物(個体として複数年にわたって生存する植物)であり、長い間、傍にいてくれる友に重ねて、名づけられたようですね。
大切に育ててくれる人が育てると、厄介者ではなく、可愛く育ってくれそうですね。


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